雨のレースを覚悟していたが、天気の変化は早くて、土曜日の午後には雨が降り始め、日曜日の朝、起きたときには雨は降っていなかった。
多摩川を渡ると、小雨が降ってきて、「えっ、傘持ってこなかったのに!」と思ったが、池袋あたりまでいくと、雨もやみ、空も明るくなっていた。
「よし、これで天気は大丈夫!」そう思った。
前半はまずまず予定どおりのペースで走って、中間点を通過。
折り返したら、いきなり向かい風を受けることになった。(ムムム!)
河川敷のコースだから向かい風が吹けばもろに受けることになる。
風にスピードを殺されて、ちょっとペースダウン。
風上に向かって走っていくので、ゴールまでずっと向かい風を受けることになる。
30kmあたりからは、かなりの強風になった。
単に向かい風でスピードを殺されるといった状況ではなくなってきた。
もはや、「ひどい」としかいいようのない状況だった。
30kmまではペースが落ちたといっても、大したことなかったのだが、30km以降はもうレースとは思えないペースにまで落ちぶれてしまった。
もうタイムなんてどうでもいいから早くゴールして終わりにしたかった。
結局、3時間12分台という惨憺たる結果に終わったが、あの強風ではしかたがないとあきらめもつく。
終盤の足の疲れ具合からして、風がなかったとしても、いい結果は出せなかっただろうが、今回に関しては、タイムが悪かったことはすべて強風のせいにしてしまうことができる。
今までにも強風に苦しんだレースはいくつかあったが、今回ほどひどい強風はなかった。
以前は、年2~3回走っていたフルマラソンだが、最近は年1回のみ。
それがこんな強風の悪条件になってしまったのは残念だが、だからといって、もう1回、という気にもならない。
ハーフマラソンだったら、気軽にちょくちょく参加というのもありだが、フルマラソンはけっこう激しいスポーツなのだ。
新宿でちょっと寄り道して帰ったのだが、電車を降りたら、雨が降っていた。それも大雨。たしか予報は雨のち晴れだったはず。
なんだか随分めまぐるしく天気が変わっているようである。
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アフター青梅
青梅マラソンの翌日は休暇を取ろうと思っていた。
周囲の人も、レース翌日は疲れているだろうと思ってくれるから、休みが取りやすい。
しかし、フルマラソンならともかく30kmだから、実際休みたくなるほど疲れているわけではない。だから、土・日に山へ行けなかった分、平日に山へ遊びに行こう! と企んでいたのだ。
しかし・・・先週の金曜日の時点で、週間予報を見ると、月曜日は雨!
それじゃ、山へ行ってもしょうがない。というわけで、休暇を取るのはやめた。
週間予報を見ると、今週はこの先も雨とかくもりばっかり。
週末ぐらい晴れてくれよ?
最近はレースの結果もネットですぐにわかるようになった。
青梅マラソンの15km以降ゴールまで5kmごとのタイムと順位がネットで調べられるのだから便利になったものである。
ゆっくりスタートして後半ペースを上げたので、15kmで400番台だったのが、ゴールでは300番台に順位を上げていた。100人近く追い抜いたようだ。
前半飛ばしすぎて、後半抜かれてばかりだと、ちょっとつらいものがあるが、後半ペースを上げる場合は、楽しいレース展開である。
(記録を狙うなら、前半からもうちょっとしっかり走らなければならないのだが・・・)
例年、10月から本格的な練習を開始するのだが、今シーズンの場合、スタートが1ヶ月遅れて、11月になってやっと開始した。だから練習は十分とは言えなかった。そんなわけで、記録のほうは大したことなかったが、秋頃からの練習方法に関しては、自分なりに得るものがあったような気がする。
基本的に、マラソンは練習量がものを言う。十分な走り込みができるかどうかにかかっている。今シーズンは練習開始こそ遅れたが、その分を取り戻すため工夫はやってみた。そのおかげで、一昨年あたりからの低迷から脱却することができたと言えるかもしれない。
それなら、今シーズンの練習を来シーズンは、もう少し拡大していけばよいはずだ。
来シーズンへ向けてのヒントを得られたような気がする。・・・って、まだ今シーズンのレースは終わったわけじゃないのだが・・・
今年の青梅マラソンのスターターは高橋尚子さんだった。
小出監督も青梅に来ていて、ゴール後、普通に人がいっぱいいる歩道で立ち話をしている小出監督を間近で見た。
第40回記念青梅マラソン
今日は、青梅マラソン(30kmロードレース)に参加した。
練習不足とはいえ、昨年のタイムは上回りたいと思っていた。
スタートは、周囲に引っぱられて、けっこう速いペースで走りがちだが、今回は例年になくゆっくりペースのスタートとなった。最初の5kmを21分かかっていた。現在の力では20分ペースで走るのはきついだろうから、20分30秒ぐらいと思っていたのだが、随分ゆっくりとしたスタートになった。(このペースで行くと、昨年よりもさらにタイムが悪くなる!)
まあ、徐々に本来のペースに上げていき、15kmの中間点を1時間2分台で通過。
折り返すと、とりあえず20km過ぎまでは下りが続くので、快調に走っていく。
青梅マラソンのきついのは、何と言っても20km過ぎてからの登りである。20kmから25kmまでの5kmで3つの登り坂がある。特に最初の登りがきつい。とはいえ、このあたりで苦しんでいるようでは記録は出ないわけで、登りではペースを落としながらも、しっかりと走っていく。
青梅マラソンのコースはアップダウンが多いせいか、私の場合、ここ数年、毎回、(早いときで22kmあたりから、遅いときで終盤あと1?2kmというところで)脹ら脛が攣りそうになっていた。しかし、今回は最後まで攣りそうになる気配もなく、しっかり走りきることができた。ゴール直前でも必死に走って、前のランナーを追い抜いていった。
で、今年は2時間3分台でゴールした。いいタイムと喜ぶほどではないが、昨年や一昨年と比べればマシである。現在の力からすれば、まずまず、だろうか。
最初の5kmをもう少ししっかり走っていれば・・・などとは考えない。ゆっくりスタートしたからこそ、最後までしっかり走り切れたとも言えるからだ。とりあえず、今ある力は出し切れたのではなかろうか。
今回は特に苦しむこともなかったから、終わってみれば、あっという間の2時間だった。
来年の青梅マラソンは2月4日開催となった。
やむを得ないことだと思うが、2週間早まったことにより、一番寒い時期の開催となってしまった。青梅マラソンのコースは青梅から奥多摩へ向かって走っていくので、特に奥多摩のほうは寒かったりする。
今年の青梅マラソンは、薄日も差して、案外暖かだったが、来年からはもっと寒い日になりそうだ。
青梅マラソンの日程変更か?
例年、2月の第3日曜に開催されている青梅マラソンだが、来年は、同じ日に東京マラソンが開催されるため、日程の変更を余儀なくされるようである。
青梅側で、東京マラソンの日程変更を要望したものの、別府大分やびわ湖などトップ選手の参加するレースの日程とのかねあいもあり、「青梅こそ日程を変えろ」ということになっているようだ。
これまで東京国際マラソンは2月の第2日曜に開催されていたのだから、東京マラソンもそれに習えばいいものを、青梅マラソンと同じ日にぶつけてきて、青梅の日程を変えろとは随分と横暴な話である。
しかし、あくまでも第3日曜にこだわって、東京マラソンと同日開催となれば、どう考えても青梅の方が分が悪い。というわけで、1月下旬から2月初旬という案もあがっているらしい。
まあ、しかたがないのかなぁ・・・
3万人規模で、トップ選手も参加し、都心を走るという東京マラソンについては、まだ詳細が決まっていないようなので、何とも言えない。
青梅マラソンの参加費が4000円で「ちょっと高い」と感じているのだが、はたして東京マラソンの参加費はいくらになるのだろう?
3月下旬に開催される東京・荒川市民マラソンが4500円で、やはり「高い」と感じたのだが、東京マラソンの場合、都心を走れるのだから、5000円でも「しかたがないか」とあきらめるとしても、これを超えたらやめとこう。
東京マラソン
2007年2月に開催予定の東京マラソンと青梅マラソンが共存共栄できる方法について、(冗談半分で)考えてみた。
東京マラソンの参加費を1万円ぐらいのバカ高い金額に設定するという方法である。
これだけ高ければ、さすがに私も参加しようとは思わない。
だから、青梅マラソンもさほど大きな打撃は受けないのではないか?
これだけ高いと、3万人も参加者が集まるかどうか疑問だが、都心を走る大会ということで、全国から多くのランナーが集まるかもしれない。
参加費1万円というのは、もちろん、冗談として考えたのだが、もしかして、これは冗談ではなくなるかもしれない。
大会規模が大きくなれば、それだけ費用も大きくなる。
仮設トイレだって、相当な数を用意しなければならない。
スタート地点とゴール地点が離れているから、参加者の荷物を運ぶのもたいへんだろう。
給水所だって、通常より大量の水と人を確保しなければならない。
将来のオリンピック開催を視野に入れているようだから、宣伝にも相当お金をかけるのかもしれない。
フルマラソンの参加費は一般に高くても5000円以下だが、東京マラソンは本当に1万円ぐらい取るかもしれない。
都心で長時間にわたって、交通を遮断するのは難しいことだが、3万人規模の大会とするなら、制限時間は5?6時間にしなければならないだろう。(制限時間が4時間なら、誰でも参加できる大会とはいえなくなるし、3万人も集まるはずがない。)
となると、テレビ中継するにはちょっと早い時間となるが、スタートは午前9時頃だろうか。
スタート30分前には荷物を預けて、スタート地点に並ばなければならない。トップクラスの選手はともかく、市民ランナーは、寒い中しばらく待っていなければならない。
(参加費が高くなければ)記念すべき第1回の大会に参加したいとは思うが、第1回というのは大会運営に関しても不安があるから、考え物かもしれない。
2003年の東京国際女子マラソンの際、同時開催された市民マラソンなど、たかが2000人規模の大会にもかかわらず、給水所に水がほとんどなかったという惨憺たる例もある。この時は、11月としては異様に気温が高かったのだが、その程度のことに対応できないのでは話にならない。
交通規制の問題だけでも3万人規模の大会というのは非常に難しそうな話だが、参加者が満足いくような形で開催することが本当にできるのか、なんとも心許なく感じてしまうのは私だけだろうか?