恵那山

中央アルプス最南端の山・恵那山に向かった。

峰越林道の登山口下駐車場からスタート。まずは林道歩き。
広河原登山口から登山道に入る。この登山道は比較的最近できた登山道で恵那山への最短ルートとなっているので、利用者も多いのだろうか。
木橋を渡ると、斜面を登っていく。しばらく登ると尾根の上にのり、あとはひたすら登っていく。
しばらくすると、左手が開けて南アルプスが眺められた。

南アルプス
南アルプス

さらに登っていくと、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰なども眺められた。

御嶽山と乗鞍岳
御嶽山と乗鞍岳

やがて、三角点のある山頂に到着。ここには展望台があるが、低くて、これに登っても展望は開けない。
ここから一旦ちょっと下って、最高点へ向かう。最高点は狭いが、中央アルプスや南アルプスの展望を楽しむことができた。

南アルプス
南アルプス(恵那山山頂から)
中央アルプス
中央アルプス(左に木曽駒ヶ岳、中程が空木岳か。)

最高点の手前にある避難小屋裏の岩場からも南アルプスが眺められた。

南アルプス
南アルプス(白峰三山が白い)

避難小屋のそばにはきれいなトイレもあって利用していった。
三角点まで戻って休憩した後、下山開始。

下山は来た道をそのまま下る。
途中、南アルプスには雲がかかり始めていた。

南アルプス
南アルプスに雲がかかる(手前はカラマツの黄葉)

山頂はさほど展望はよくないので、途中の開けた場所の方が展望を楽しむにはいいようだ。
ともかく、今回は晴天に恵まれて、登山日和の一日だった。


雨の多い秋

今年の秋は雨が多い。
各地に甚大な被害を及ぼした台風19号は丹沢にも大きな被害をもたらした。

先週末はアケボノソウを見に行こうと思っていたが、台風のせいで断念せざるを得なかった。
それで、この週末、タイミングを逸したのではとも思ったが、まだ残っているかもしれないので、とにかく行ってみることにした。

その結果、わずかながらまだ残っていた。

アケボノソウ
アケボノソウ

とりあえず今年も見られてよかった。
その後・・・
よく見たら、隠れたところで、いっぱい花を咲かせているのに気がついた。むしろ、ちょうど今が見頃だったようでもある。
とはいえ、隠れたところにあるため、写真を撮るにはちょっと問題があり・・・まあ、とりあえず写真に撮れただけで良しといったところだった。

アケボノソウ
アケボノソウ

例によって、今回も花を探して歩いていったところ・・・

セキヤノアキチョウジ
セキヤノアキチョウジ
ホトトギス
ホトトギス
センニンソウ
センニンソウ
ヤマハッカ
ヤマハッカ
キバナアキギリ
キバナアキギリ
キセワタ
キセワタ
コシオガマ
コシオガマ
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ

今回はキセワタやコシオガマなどを初めて見ることができた。

ところで、今回、登山道に入って間もなく、足下を見ると、ヤマビルが靴についているのに気がついた。右のつま先付近に2匹ついていたので、すかさず虫除けスプレーをかけて落とした。かかとのほうにも2匹ついていたので、これも虫除けスプレーで落とした。他にもついていないか確認したが、大丈夫だった。雨のあととはいえ、あまり警戒していなかった場所なので、こんなところにまで生息域が広がったかと驚いた。いきなり4匹もくっつかれたのだから、けっこういるということである。
虫除けスプレーを片手に持ったまま、急ぎ足で登っていった。
もう大丈夫かと思ったが、しばらくして、また1匹が靴についていた。
今回、被害にはあわなかったが、もはや丹沢ではどこにいくにしても油断は禁物ということだろう。


丹沢の西の端

籠坂峠~立山~三国山~鉄砲木ノ頭~旭日丘


久しぶりに三国山稜を歩くことにした。
籠坂峠からスタート。
晴れて、富士山の眺めが良かったので、立山(たちやま)に寄っていく。

富士山
立山展望台から見た富士山

立山からアザミ平へ向かう。
アザミ平ではセンブリがチラホラ咲いていたが、このあたりは以前よりも花が少なくなった気がする。

センブリ
センブリ

三国山へ向かう。途中、あまり花は見られない。
三国山で昼食を取り、三国峠へ下る。

ヤマトリカブト
ヤマトリカブト

三国峠から鉄砲木ノ頭に登る。
雲が増えてきたが、鉄砲木ノ頭からはまだ富士山が眺められた。

山中湖と富士山
鉄砲木ノ頭から見た富士山

期待したほど花はなかったが、フジアザミ、ナギナタコウジュ、ヤマラッキョウなどが咲いていた。

ナギナタコウジュ
ナギナタコウジュ
フジアザミ
フジアザミ

鉄砲木ノ頭からあっさり山中湖へと下ることにした。
ススキの中の道を下っていく。

ヤマラッキョウ
ヤマラッキョウ
ススキの中の道を下る
ススキの中の道を下る

ススキの中を下っていくのはいいのだが、深くえぐれていて歩きにくい道である。
三国山ハイキングコース入口まで下ると、あとは車道を旭日丘まで歩いていった。

秋の花を探しに行ったが、今回はちょっと期待はずれに終わった。


横岳・硫黄岳方面へ

御来光を期待していたが、朝起きてみれば、ガスがかかっていた。 それどころか外は濡れているようで、早出する人は雨具をつけている。 ガッカリの天気だったが、朝食後、出発するときには雨も降っておらず、予定どおり横岳、硫黄岳方面へ向かうことにした。 まずは赤岳からの下りとなるが、赤岳展望荘の方から登ってくる人も多く、すれ違いに時間がかかった。 トウヤクリンドウやウメバチソウなど秋めいた花をあちらこちらで見ながら横岳へ向かう。
横岳

横岳

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久々の八ヶ岳

北八ツにはちょこちょこ行っていたが、南八ツには長いこと行っていなかった。 そこで、久しぶりに南八ツに行くことにした。 今年の夏は安定した晴天が続いて良かったという。それにもかかわらず、完全に行きそびれてしまった。このままではどこにも行かないまま夏が終わってしまう・・・ 週間予報を見ると、今回もいまいちパッとしないが、それでも土・日はまずまずの天気という感じだったので、とりあえずお手頃な山に行ってみることにした。 南八ツは十数年ぶりということで、写真に撮った景色を除けば、ほとんど記憶も薄れてしまっている。それで、前回同様のコースを考えていった。 美濃戸口から行者小屋まで予想以上に長くかかった。うんざりするほど歩かされた感じ。やっとたどり着いた行者小屋で休憩として昼食をとった。くもっていたので、ちょっと肌寒い。 阿弥陀岳に登るつもりだったが、くもっていて何も見えないので、阿弥陀岳はやめにして文三郎尾根を登ることにした。 文三郎尾根は急な登山道でクサリやハシゴも多かった。 急登が終わり、歩きやすい道になると、雲も少し晴れてちょっと展望が開けた。
文三郎尾根から行者小屋を見下ろす

文三郎尾根から行者小屋を見下ろす

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