毎月、多くの本が出版されている。
しかし、書店のスペースは広がらないから、毎月、多くの本が書店から姿を消していることになる。
書店に並べられている間に買っておかないと、あとになってほしいと思っても手に入れるのが困難になってしまう。
最近は、インターネットで家にいながらにして本を買うことができるようになった。
書店に並んでいなくても、在庫があれば簡単に購入できるから良い。
しかし、品切れになってしまうと、入手は困難になる。
そうなったら、古書を探すしかないかもしれない。
丹沢関係の本もすでに品切れになって入手困難な本が少なくない。
売れる見込みがあれば増刷もするだろうが、次から次へと新しい本は出版されるし、増刷されずにそのまま絶版となってしまう本は少なくないだろう。
最近は、電子書籍が普及してきた。
紙の本と違って、品切れの心配がないというのがよい。
インターネットでダウンロード販売しているので、紙の本のように場所を取るわけではないし、新しい本が大量に出版されて、店頭から消えてしまうといった心配もない。
紙の本に対する愛着というものもあるが、書棚がすでにいっぱいで、置き場所に困っている現状を考えると、電子書籍は場所を取らずに良いという一面もある。
私の好きな作家さまは、最近は、紙の本よりも電子出版の方が多く、インターネットでのダウンロード販売もしくは、CD-ROMという形態で新作を発表することが多いので、それに合わせて、私もパソコンの画面で本を読むことが多くなった。
その後、紙の本も出版されれば、当然のごとく買うのだが、いまだ紙の本という形で出版されていないものもあり、これについてはパソコンで読むしかない。
通勤電車で本を読むというのが長年続いている読書スタイルだが、電子書籍でしか出版されていない本があるので、携帯読書端末が欲しくなってきた。
しかし、何を買うかが問題である。電子書籍の規格は、PDF、.book、XMDFなどいろいろあって、それぞれ使える機種が限定されてくる。
その他、ソニーのリブリエや松下のシグマブックなどの専用の読書端末もあるし、最近は、携帯電話でも本を読めるようになっている。
こうなると、もう、何を選んでいいのかわからなくなってくる。
とりあえず、PDFか.bookのどちらかが読める(両方読めるとなお良い)携帯読書端末がほしいものである。
そんなことから、マイクロソフトのOrigamiプロジェクトなんかも気になる今日この頃だが、本当に、何かいいものはないだろうか?