高尾山のセッコクを見に行った。
丹沢のツツジと時期がかぶるため、これまで行き損ねていたが、ようやく機会が訪れた。
高尾山は観光地のようで人が多い。
まずはケーブルカーの清滝駅から。
駅構内にあるセッコクが一番見やすいという。ケーブルカーには乗らないが、改札の駅員に花が見たいというと中に入れてくれた。
高尾山口→6号路→高尾山→城山→千木良
清滝駅のセッコクを見たら、今回の山行スタート。
6号路を登る。高尾山にはいくつも登山道があるが、どれを選んでも歩く人は多いか、6号路も多くの人が歩いていた。
しばらく登っていくと、杉の木にセッコクがいっぱい着生しているのが見えた。高い木の上に着生しているので間近で見ることはできないが、とにかくいっぱい着生しているのはよくわかる。なかなかすごいものである。
6号路は沢沿いのコースでずっとなだらかな道が続くが、沢から離れて山頂に向かうとちょっと急な階段になる。
そして、しばらく登っていけば、やがて山頂に着いた。いくつもあるルートから登ってきた人が集まるのだから、当然人が多い。やはり観光地である。
展望はまったく期待していなかったのだが、案外天気が良くて、丹沢山塊の右に富士山が見えた。(写真では縮小してしまうとわかりにくいが。)
高尾山から城山へ向かう。
今回はあまりめぼしい花がないと思いつつ歩いていたら、キンランが咲いていた。
城山から東海自然歩道を相模湖へ向けて下っていった。
千木良に下ると、ちょうどバスが来たので、相模湖駅までバスに乗っていった。
今回はショートコースでお昼前には山を下りてしまったが、セッコクの花を見られたので満足である。