必要以上とも思える高画素化

最近のデジタル一眼レフは1500万画素などと必要以上に高画素化が進んでいるようである。コンパクトデジカメでさえ1000万画素を超えているわけだが、はたして本当にそれだけの高画素を必要としている人がどれだけいるのか? A3判でプリントするとかいうならわかるが、もしもL判でプリントしているとしたら、まったくオーバースペックもいいところである。(デジタル一眼レフでL判にプリントというのはあまりないかもしれないが、コンパクトデジカメなら十分あり得る。) フルサイズのデジタル一眼レフが高画素になるのはわかるが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフでこれ以上の高画素化はあまり意味がないのではないか? 今後は、高感度での画質向上に期待したいものである。 私のカメラの場合ISO1600ではかなりノイズが多く、参考程度に撮るぐらいだが、ISO3200とかISO6400でもきれいに撮れるようになれば間違いなく買い替えるだろう。

10年ぶりのヤマビル

初めてヤマビルにあったのは1999年の9月下旬のことだった。 大山に登りヤビツ峠に下った後、札掛にまわり、一ノ沢峠、物見峠と越えて煤ヶ谷に下山したときだった。 黒岩から物見峠へは沢沿いのルートのため、立ち止まってルートを確認しながら進んでいった。おそらく、そのときにでも靴の中に入り込んだのだろう。煤ヶ谷で靴を脱いだら、両足の甲に血が付いていたのだった。 家に帰ってからよく確認したら、両足の甲に血が付いていたほか、両足のつま先のほうにもべったりと血が付いていた。これは靴下の外側からついていたもので、つま先部分の血を吸われたわけではなかった。 物見峠から煤ヶ谷へは走っていったので、靴の中に入ったヤマビルを踏みつぶしたのだろう。 当時はヤマビルがどのへんに多いか知らなかったために、ヤマビルがいるとは知らずに行って被害にあったのだが、その後はかなり警戒するようになったため、ヤマビルの被害はまったくなかった。 Tシャツの袖を歩いていたり、ザックにくっついているのを見たこともあったが、血を吸われるまでには至らなかった。 やはり、ヤマビルの多そうなところは時期を徹底して時期をはずすようにしたのが大きいだろう。やばそうな場所は、ほとんど11月?4月にしか訪れなくなった。 近年、表尾根、西山林道、そして大倉尾根にもヤマビルが出没するようになったが、たいして気にはならなかった。 ヤマビルのいそうな場所で立ち止まったりしないとか、そういう場所では足下をよく確認する。その程度で、これまでなんとかしのいできたのだった。 今回、ヤマビルのいそうな場所にあえて行ったこともあって、10年ぶりにヤマビルに献血してしまったが、これだけちょくちょく遊びに行っていても、その程度で済ますことができたということである。 この10年でヤマビルの生息域もかなり広がってしまったようだが、まだまだヤマビルの被害を受けずに楽しむことも十分可能と言うことだろう。