自転車に乗って、自然環境保全センターの自然観察園に行ってみた。
今年は花が早いと思っていたが、すでにニリンソウやキクザキイチゲが咲き始めていたから驚いた。

電車に乗って驚いたのは乗客の少ないこと。
新型コロナウイルス感染拡大の影響だろうが、急行に余裕で座れるとは思わなかった。
さて、今回は弘法山ハイキングコースを歩くことにした。
今年は大暖冬で2月のうちからシュンランが咲き始めたといった情報もあったので、里山を花を探して歩いてみた。
今回は確実に天気が良く展望を楽しめそうなので、富士山の眺めの良いところに行こうと思った。
いくつか候補に上がったが、十国峠に行ってみることにした。
十国峠はロープウェイを使えば簡単に登れてしまうところだが、それではあんまりなので、熱海峠から登ることにした。ここは霊園の入口になっており、車道を登っていく。
他にいくつか登山道があるので、本来は登山道を歩きたいところだが、登りに時間をかけた結果、富士山に雲がかかってしまったのでは元も子もない。さっさと車道を登ってしまうことにした。
十国峠は本当に展望のよいところだった。北に富士山、西に沼津アルプスや駿河湾、東に真鶴半島や相模湾、南は天城山や伊豆諸島と360度の展望である。
昨日はある程度まとまった雪が積もったらしい。
翌日が晴れとなったら、もう登らない手はない。
手っ取り早く大倉尾根を登ることにした。
大倉尾根を登り始めて、序盤は登山道に雪はないが、木の上から雪がパラパラ落ちてきた。
中盤から登山道に雪がついていたが、特段問題ない。
朝のうちは晴れ渡っていたが、登っていくにつれて雲が出て来た。中盤の平坦なところで富士山が見えたので、花立下の階段までもってくれるかと期待したが、甘かった。
雲が広がって、富士山は見えないし、表尾根のほうも雲がかかってきた。こんなことなら、もっと手っ取り早く大山に登るとか、渋沢丘陵から白くなった丹沢山塊を眺めたほうがよかったか?