64ビット版Windows 7への道

以前は、パソコンは3年ごとに買い替えが必要だった。 進歩は急速で、たとえ最速のマシンを買っても、3年もすれば、もはや快適に動かなくなって、買い替えを余儀なくされるのだった。 しかし、最近はさすがに進歩もにぶってきたようで、パソコンの寿命も延びることになった。 今使っているパソコンは5年前に買ったものだが、まだまだ現役で使えそうである。 とはいうものの、最近の画素数の大きい写真をパソコンで現像し、カラー補正を行ったりするには、もっとメモリを拡張する必要がでてきた。 最近はメモリも安くなったので、メモリを買って拡張しよう・・・と思ったが、32ビットOSで使えるメモリは4GBまでである。そして、Windowsでは4GBのメモリを搭載しても、実際に利用できるのは3GBちょっとだったりする。 4GB以上のメモリを使うためには、64ビットOSに切り替えるしかない。 そんなわけで、2GBのメモリー×2、2TBのハードディスクを買ってきて増設した。 メモリーを差し替え、ハードディスクを増設。 ハードディスクのフォーマットを行うが、容量が大きいのでやたらと時間がかかった。 Windows 7のアップグレード版には32ビット版と64ビット版の2枚のディスクが収められている。 とりあえず、32ビット版を残したまま、64ビット版をインストールしようと思った。 ところが、これが簡単にはいかなかった。 Windows 7のアップグレード版はパソコンにWindows VistaかWindows XPがインストールされた状態でなければ、セットアップすることができない。 そこで、Windows Vistaをインストールしてみることにした。(今さら使いもしないのに。) この作業に、けっこうな時間がかかった。 しかし、Windows 7をインストールするにはWindows Vistaのサービスパック1がインストールされていなければならない。 というわけで、Windows Vistaのアップデートを行ったのだが、これがまた時間がかかった。 (2日目) Windows Updateを繰り返し、ようやく現れたサービスパックをインストールしようとしたら、なぜか失敗。 そこで、サービスパックをダウンロードしてきて、インストールを試みた。 が、また失敗。 ネットで原因を調べ、これに必要な更新プログラムをインストールしてから再度試み、ようやくサービスパックを入れることができた。 (3日目) ようやく64ビット版のWindows 7をインストールする環境が整った。 試行錯誤しつつ、またまたかなりの時間がかかったが、ようやく64ビット版のWindows 7をインストールすることができた。 (4日目~) 64ビット版のWindows 7にソフトをインストールして、32ビット版からの移行作業に取りかかろうと思ったら、なぜか64ビット版のWindows 7は異常に遅かった。 苦労してやっとインストールできたと思ったら、なぜかまともに動作してくれない。 どこかに大きな問題があるのだろうが・・・ いったい何がいけないのだろう? 64ビット版のWindows 7をインストールした新しいハードディスクに問題があるのだろうか? それともメモリの問題か? まだまだ試行錯誤はつづく・・・?
6月29日、メモリの問題と判明。 新しく買ったメモリと以前から使っていたメモリ、異なる規格のメモリを混在して使っていたのが悪かったらしい。

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