三浦アルプスはずっとノーマークだったが、最近になって、相模湾越しの富士山が見えるところがあると知って、来シーズンにでも行ってみようと思っていた。
今週はまた寒波がやってきて、今日は晴れ渡った。早くもチャンスが訪れた。展望も期待できそうなので行って見ることにした。
風早橋バス停からスタート。
とりあえずダウンなど着込んだまま歩いていった。
仙元山まではたいした距離もなさそうなので、そのまま登っていった。
仙元山は西側が開けていて、相模湾の展望が広がり、海の向こうに富士山や箱根や丹沢の山並みが見渡せた。伊豆の天城山なども見えた。そして、手前には江ノ島が見えた。三浦半島ならではの眺めで、これが見られただけで今回の目的は達せられた。



ここでダウンなどは脱いで、長袖シャツ+ジャージの2枚を着て歩いていくことにした。
木の根が浮き出ていたりするが、整備されたハイキングコースをアップダウンを繰り返しながら歩いていった。
分岐で左に少し上がるとソッカで、ここからも富士山などが眺められた。

分岐を右に行くのが南尾根であり、ソッカから分岐に戻って、南尾根を進む。
ところどころ急なアップダウンもあるが、なだらかな部分も多い。低山なので、展望はほとんど開けない。
ところどころで分岐があり、間違えそうになることもあるが、注意すべきところには標識がつけられている。
ソッカからは1時間以上歩いて、ようやく乳房山に到着。ここからは東京湾が見えた。

乳房山を出発して少し歩いたところで、スマホのアプリが予定ルートを外れているというのを聞いて道間違いに気がついた。乳房山のすぐ先の分岐に気付かず中尾根に入ってしまったのだった。注意標識もあったのだが、それでも間違えてしまったのである。実際、三浦アルプスは道迷いが多発しているらしい。
分岐に戻って、東尾根を北へ進み、その後、北尾根を西へ向かう。
そうして、やがて二子山(上二子山)に到着。
上二子山は広々としていて、小さな展望台があった。展望台に登ると東京湾などが眺められた。小さな(低い)展望台なので、それなりの展望である。

下二子山は展望もなく、そのまま通過。
最後に阿部倉山の山頂に寄ってから下山。
一般道に出ると、西に進み、朝通ったバス路線に出ると、バスには乗らず、逗子駅まで歩いて行った。
12時を少し回ったところで逗子駅に到着。今回の山歩きは終わりである。
なお、三浦アルプスでは何度かタイワンリスを見かけた。けっこういるようである。