「新しいウィンドウ」はもうご免!

最近のブラウザは、みなタブブラウザである。 (タブブラウザとは、タブを切り替えることにより複数のWebページを1つのウィンドウで見ることができるブラウザーである。) Firefox、Google Chrome、Internet Explorer 7などいずれもタブブラウザである。 しかし、いまだに利用者の多いInternet Explorer 6はタブブラウザではないから、複数のWebページを見ようとすれば、複数のウィンドウを開かなければならない。 タブブラウザを使うなら、複数のウィンドウを開く必要はほとんどなくなる。 ところが、Webページ作成者側で強制的に新しいウィンドウを開くように設定されていることが少なくない。 普通にリンクを張れば、新しいウィンドウが勝手に開くことはないのだが、わざわざ新しいウィンドウで開くように設定されることが多いということである。 これは、以前にも「target属性」で書いたことである。 通常のリンクであれば閲覧者が同じウィンドウで開くか、新しいウィンドウで開くか、それとも新しいタブで開くか選択できるようになっている。(ブラウザでリンク箇所を右クリックすると選べるようになっている。) しかし、強制的に新しいウィンドウで開く設定になっていると、閲覧者側で選択することができないから、閲覧者の意に反して新しいウィンドウが開いてしまうことになる。 15インチぐらいのモニターであれば、ブラウザを画面いっぱいに広げて使っているだろうが、最近は、安価な19インチ以上のワイドモニターも多く、この場合、ブラウザを画面いっぱいに広げて使うことなどまずない。 私は20インチのワイドモニターを使っているが、新しいウィンドウがいくつも開くと、うっとうしくてならない。 以前は、内部リンクは同じウィンドウで開き、外部リンクは新しいウィンドウで開くといった設定をしたこともあったが、最近のブラウザがタブブラウザになっていることを考えれば、新しいウィンドウで開く設定はもうやめにしてもらいたいものである。

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