アクセスカウンターにもいろいろある。トップページと他のページを行ったり来たりすると、その度にカウンターが回るのもあれば、回らない(ユニークカウント)のもある。他のページから戻るだけでカウンターが回るタイプだと、そのページが表示された回数という点では正確だが、一人で何回もカウントしてしまうので、何人訪れたかという点ではまったくあてにならなくなってしまう。
ずっと以前、JustNetからSo-netへ移行する際、So-netのホームページサービスで利用できるアクセスカウンターが気に入らなくて困ったものである。
So-netのカウンターは、ユニークカウントではないので、一人で何回もカウントしてしまうのだ。
So-netのHarbotを利用したのも最初はアクセスカウンターとして使うのが目的だった。
その後、無料レンタルのカウンターを利用していたこともある。
無料レンタルのカウンターは、IPアドレスをチェックして重複カウントしないように設定できたりしてよかったが、カウンターのサーバーが混んでいたのか、ページが表示されてもカウンターが表示されないということもあった。
結局、正確なカウントというのは無理があることがわかった。
そして、最終的の落ち着いたのが、フリーソフトのアクセスカウンターである。
連続カウント防止の機能があるので、もどるだけでカウンターが回るということは避けられるが、同時に複数の人が見に来た場合は、交互に何度もカウントする可能性がある。
しかし、そもそも正確なカウントは困難なのだから、適当なところで妥協することにしたのである。
ところで、プロバイダーで用意しているカウンターは、外部のページからの不正利用防止のため、カウンタープログラムを呼び出しているページをチェックするようだが、以前、Norton Internet Securityを利用していたら、カウンターがエラーになってしまうこともあった。Webブラウザ情報の送信を遮断していたのが原因のようだった。数年前にはカウンターが「888888」と表示されたり、エラーメッセージが表示されるケースが案外多かったが、最近のバージョンでは問題なく表示されるので、今は昔のお話である。
今日、So-netから5月のブログレポートなるものが送られてきた。なんだか、あまり意味のないサービスである。
So-net blogでは、管理画面で「閲覧数」や「総閲覧数」を確認できるが、私にとってはあまり意味のない数値ばかりが表示される。
「閲覧数」とは、記事が閲覧された回数だが、ここでの記事とは、記事個別で持っているURLを指している。
ブログトップページを開いても各記事の個別ページを開いていないためカウントされないから、実際の閲覧数とは一致しないことになる。
「総閲覧数」とは、自分のブログで他の人が閲覧できる全ページの合計閲覧数ということなので、各記事のページを開いたり、カテゴリーやカレンダーをクリックすれば、そのすべてがカウントされるわけで、一人で何回もカウントしてしまうことになるのである。
ユニークカウントでなければ、たいして意味がないんでないの?