行儀の悪いソフト

Windows 7にアップグレードして間もない頃のこと。 以前、スキャナーに付属していたソフト(ArcSoft PhotoStudio)がインストールしたまま残っていた。一度も使わなかったので、削除しようと思ったら、なぜか削除できない。 コントロールパネルの「プログラムと機能」で一覧から選択してアンインストールしようと思ったら、クリックしても何の反応もなし。 Windows 7にアップグレードしたためか? すでにスキャナーは手放してしまったので、マニュアルの類は持っていない。 メーカーのサイトを見たら、アップグレード版があったので、ダウンロードしてインストールしてみた。最新版にすれば削除できるのではないかと思ったのだ。 ところが、やっぱりこれもアンインストールできなかった。どこにもアンインストールについての記述がない。 そして、上書きアップグレードかと思ったら、古いバージョンも残っており、いらないソフトが2つもインストールされてしまったのだった。 結局、最後の手段で、このプログラムファイルが保存されているフォルダを削除することにした。Windowsのシステムフォルダにファイルを追加されている可能性もあるが、これはどうしようもない。 そして、レジストリエディタでこのソフトに関するレジストリを削除した。 2箇所ほど削除したが、もしかしてそれ以外にも不要なレジストリが残っているかもしれない。 これで終わったかと思ったが、コントロールパネルの「プログラムと機能」には当然のことながら、削除したプログラムが残っていた。 それで、今度は環境設定を細かくいじれるフリーソフトを探すことにした。 「いじくるつくーる」というソフトがすでにWindows 7に対応していたので、これを使って、一覧から削除したのだった。 それにしても、いまどき、アンインストールできないようなお行儀の悪いソフトがあるとは思わなかった。今時珍しい・・・というより迷惑なことである。

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