この冬一番の寒さの中、河口湖へ。
前日の雨は山では雪になったかと思ったが、丹沢では雨だった。
それで雪はないと判断して河口湖まで行ったら、河口湖のあたりでは雪が積もっていた。
そして、やたらと寒かった。気温は0度をちょっと超えた程度だった。
天下茶屋行きのバスは路面凍結のため三ツ峠登山口までとなっていたが、これは事前に確認済みだった。秋には登山者が多かったが、今回は全然少なかった。
三ツ峠登山口から天下茶屋までは車道を歩いて行くが、路面が凍結しているので滑らないように注意して歩いていった。
天下茶屋からは富士山がきれいに見えた。
登山道に入ると、滑る心配がない分、歩きやすくなった。
ひと登りして稜線に出ると、風があって、寒かった。
稜線上では左手に木々の間に富士山が見えるが、展望が開ける場所は限られている。
雪はわずかに積もっている程度だったが、黒岳の山頂付近は標高が高くなる分、他よりも積もっていた。
黒岳に着くと、南にちょっと歩いて展望台に行く。
正面に富士山、見下ろせば河口湖。この眺めが見たかった。
軽く食事を取ると、出発。風を受けない場所ではあったが、気温が低いのでじっとしていると寒かった。
破風山を越えていくと、展望のよいところがあった。
黒岳の展望台よりも眺めが良い。
その少し先には「ファーストテラス」なる展望テラスがあった。(あまり離れていないので同じような眺めである。)山の上にこんなのがあるとは、知らなければビックリである。「ファーストテラス」の少し先には「セカンドテラス」があった。ファーストテラスのほうが広くて眺めもよい。(新道峠の展望テラスは今年の夏にオープンしたらしい。)
セカンドテラスのある場所が、ちょうど新道峠で、ここから北に5分下れば林道に出るようで、笛吹市の送迎バスがあるらしい。(冬季は林道閉鎖のため運休)
新道峠から南に登山道を下っていった。ジグザグの道を下っていけば、やがて林道に出て、さらに進めば、一般道になったが、登山道よりも凍結した舗装道路の方が滑りやすいので注意を要した。湖岸の道路に出ると適当なバス停でバスを待つことにした。
行きは高速バスで早かったが、電車で帰るとけっこう時間がかかるので、早めの下山を意識していた。しかし、想定していたよりも案外早く下山できた。
これなら大石峠まで行ってもよかったようである。
まあ、それはともかく、今回は十分に展望を楽しめてよかった。