猛暑の日には

この時季、気になっている花がいくつかあるが、こういう暑い日には行きたくない。
昨日、今日と猛暑日になるというので、迷わず沢へ行くことにした。
1年ぶりにモロクボ沢を遡行。
沢は最初から涼しかった。

F1を見て、普段より水量が多めと思った。
日が差した状態だとコントラストが強すぎて、きれいに写真を撮れないのだが、ちょっと日が陰ってくれたおかげで、なんとか写真を撮れた。
場所を変えて写真を撮ろうとしたのだが、その後はうまく太陽に雲がかからず、あきらめて先へ進むことにした。

モロクボ沢F1
モロクボ沢F1

F1の巻き道は岩の窪の段々を登っていくが、今回は荷物が重く感じられた。
なんとか滝の上に出ると、すぐにF2である。
特段難しくないところだが、水量多めで水を浴びる。

モロクボ沢F2
モロクボ沢F2

F3はこの沢で最も好きなところだが、日が差した状態では写真はきれいに撮れない。ここで昼食にして待ったが、日差しが遮られることはなく、あきらめて先へ進む。

モロクボ沢F3
モロクボ沢F3

F3の上はすぐにF4。
やはり日が差した状態ではちょっと残念だがしかたがない。

モロクボ沢F4
モロクボ沢F4

F4を左から越えると、すぐにF5である。
大きな釜を右から回っていけば簡単なところだが、水量が多く、思い切り水を浴びてしまった。

モロクボ沢F5
モロクボ沢F5

F5の上の堰堤を越えれば、あとは穏やかな沢が続く。
前半けっこう時間をかけてしまったので、ちょっと急ぐことにした。
この沢を遡行していく上で問題となるのは上流部の二俣である。
漫然と遡行していくと水量の多い西ノ沢に入ってしまうが、沢床が高く水量の少ない清水沢に行った方が詰めがすっきりしていて楽である。
清水沢に入っても、次々に二俣となるので、注意して進む。
一旦水流が消えても、たびたび水流が現れる。適当なところで靴を履き替えたが、今回は稜線直下まで湿ったところがあった。

モロクボ沢ノ頭の手前、最後の二俣で左に行けば、ヤブこぎもなくあっさりと登山道に出られるのだが、今回あえて右に行ってみた。しかし、これはちょっと失敗で、素直に左に行った方がよかったようだ。

モロクボ沢ノ頭、畦ヶ丸と進んで、西丹沢ビジターセンターへと下山した。
下山中にちょっと暑くなったが、今回は全般的にほとんど涼しい一日を過ごすことができた。
写真のほうはちょっと残念なところもあったが、やはり暑い日はこういうのがいいと思った。


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