朝、3時50分、山頂で御来光を見るべく準備をして外に出てみたが、ガスがかかっていて御来光が見えるとも思えない。
御来光そのものは山頂に登らなくても見えるはずだから、ガスが晴れることを期待しつつ、部屋に戻って寝ていた。
しかし、一向に晴れる様子はなく、7時の朝食までずっと小屋の中にいた。
山頂に登った人もいたが、一瞬晴れて雲海が見えたといった程度だったらしい。
そして、小屋を出発。少し明るくなってきていたし、とりあえずまた山頂に登ることにした。
途中まで登ったところで、いきなり晴れて、槍・穂高連峰が見えた!

いきなり晴れて、槍・穂高連峰が見えた。
この眺めを楽しみたかったので、晴れて良かった。

夏空が広がる(槍・穂高遠望)
蚕玉岳からは正面に剣ヶ峰が見える。昨日とは違ってバックは青空。

剣ヶ峰と大日岳
そして、山頂に到着。
御嶽山には雲がかかっており、一部が見えていただけだった。

大日岳(左に御嶽山が見えるが雲がかかっている)
権現池には雪がかなり残っている。

権現池
槍穂高はよく見えた。

槍穂高遠望
山頂からの眺めを楽しんだ後、下山開始。
肩の小屋の手前まで下ったところで、ライチョウに出会った。雛を3羽ぐらい連れていて、登山道にまで出て来ていたのだった。写真を撮ろうと思ったが、じっとしていないし、すぐにハイマツの中に入っていってしまった。それでも、とにかく写真を撮ってみたが、親鳥はそれとわかる程度に写っていたが、雛の方はピントが合っておらず、それらしき姿が写っている程度だった。(残念)
肩の小屋からは広い道である。
振り返れば、剣ヶ峰が見えたが、また雲が出始めていた。

剣ヶ峰
時間には十分すぎるほど余裕があるので、富士見岳に登っていった。
登山道脇にはコマクサが咲いている。

コマクサ
富士見岳からは真下に不消ヶ池を見下ろせ、左には摩利支天岳や剣ヶ峰が眺められた。

剣ヶ峰と不消ヶ池(富士見岳から)
富士見岳から畳平へ下っていった。

畳平と鶴ヶ池
畳平に到着すると、たいして待つことなく次のバスがやってきたので乗ってしまったのだが、観光センターで1時間待つことになってしまったので、もう少しゆっくりすればよかったか?
肩の小屋(7:48)→剣ヶ峰(8:28-8:38)→富士見岳(9:32-9:37)→畳平(9:58)