Sony Reader PRS-T3S

先月、新しいSony Readerを購入した。 今まで使っていたReaderが壊れたわけではないが、新しいReaderはかなり進化したようなので、買ってしまったのである。 実際、使ってみると、本当に進化しているのがわかる。 まずは軽量コンパクト 画面は6インチだが、5インチのReaderと比べても縦に少し大きいといった程度で、大差ない。わずかに縦長なだけで、早川書房のトールサイズの文庫本と同じくらいである。 そして軽い。 別売りのブックカバーを買ったが、裏面パネルをはずしてとりつけるため、ブックカバーをつけても軽い。 ブックカバーの開閉でスリープのON/OFFが切り替わる。 バッテリーの持ちも良くなった。 従来の機種では1回の充電で1冊は読めても2冊目を読み終えるかどうかでまた充電していたが、新しいReaderはすでに8冊読んでいるが、バッテリーの表示はまだ減っていない。 昨年Amazonからフロントライトを搭載したKindle Paperwhiteが登場して、これからの電子書籍リーダーはフロントライト必須となるかと思われた。実際、フロントライトのついていない電子書籍リーダーは選択肢から除外して考える人も少ないのではないか? それでもフロントライトをつけなかったSony Readerが受け入れられるのかちょっと疑問にも思ったのだが・・・ フロントライトがあれば暗いところでも読めるが、実際に暗い場所で読書しようと思うだろうか? 紙の本と同様、明るい場所で読むのが普通であり、それならばフロントライトは特段必要ない。 その他、他の電子書籍リーダーとの比較では、E Ink特有の画面の白黒反転が少ない。 物理ボタンがあるので、電車の中などで片手で持っていてもページめくりができる。 microSDカードを利用できる・・・などの利点がある。 電子書籍は少しずつ増えてきているのだが、まだまだ電子書籍化しない作家さんも少なくない。電子書籍化された中から読みたい本を探すのではなく、読みたい本が当たり前に電子書籍化されてほしいものである。

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