大室山から加入道山へ向かう途中、富士山の眺めの良いところがある。
しかし、きれいに撮れた写真がなかったので、天気の良い日に訪れたいと思っていた。
この3連休は天気が良さそうなので、富士山の展望を期待して出かけていくことにしたのだが、新松田に着いた時点で、すでに海の方から雲が出て来ており、これは今回もダメか・・・と思ったのだが、とりあえず行ってみることにした。
玄倉からは意外にもきれいに見えていたので、もしかして大丈夫かも・・・と期待しつつ、西丹沢へ向かう。
西丹沢自然教室からまずは犬越路へ向かう。
用木沢沿いの登山道にはうっすらと積雪がある。山も白く見える。12月としては案外まとまった積雪があったようだが、はたしてどうだろう・・・
用木沢出合から犬越路へ向かう。雪は大したことない。
西丹沢→犬越路→大室山→加入道山→白石峠→西丹沢
犬越路から大室山へ向かってひと登りすると、左に富士山が見える。晴れ渡って、きれいに富士山が見えた。
大室山~加入道山の撮影ポイントに早く着きたいので、先を急ぐ。
大室山の西の肩までの登山道は大した積雪ではなかった。スパッツ不要だった。
たいした積雪ではないと思ったのだが、大室山の西の肩まで登ると一気に積雪が増えた。大室山の山頂までつぼ足トレースがあったが、歩幅が合わなかったりして靴は雪にまみれてしまった。40~50cmの積雪があった。
富士山の写真を撮るならできるだけ早く撮影ポイントに行きたいので、先を急ぐ。
本来なら、スパッツをつけていくべきところだが、その時間を惜しんで先へ進む。
加入道山への登山道にもトレースはついていたが、歩いている人は少ないのかつぼ足トレースは歩幅が合わず、雪まみれになって靴下を濡らすことになった。
急な下りになり、ようやく展望の開けたところに出ると、富士山や南アルプスがきれいに見えた。この場所で写真を撮る目的が達せられた。
写真も撮ったので、遅まきながらスパッツを着けようと思い、ザックの中を探すが、なかなかでてこなかったので、結局スパッツをつけないまま歩いていった。(家に帰ってから気がついたのだが、せっかく用意しておいたスパッツはザックに入れ忘れていたのだった。)
この稜線はほとんど展望がきかないが、右手には樹間に富士山が見えていた。
そして、左手にちょっとだけ開けた場所から大室山や檜洞丸が眺められた。
当初の予定では畦ヶ丸まで行くつもりだったが、靴下を濡らしてしまったし、畦ヶ丸まで行っても展望を楽しめる場所もないので、白石峠から下山することにした。今回は目的も達せられていたし、十分満足して下山することにしたのである。
白石峠~用木沢出合の登山道を歩くのは随分と久しぶりであり、ほとんど初めて歩くのと同じである。
下り始めに檜洞丸と蛭ヶ岳が眺められた。
やがて林道に出て、そのまま西丹沢自然教室まで急ぎ足で下っていった。
西丹沢自然教室ではちょうどバスが出るところで、タイミングよく乗ることができた。