3週間もお休みしてしまい、随分と久しぶりのお山となった。
夏の花も咲き始めただろうから、花探しに西丹沢へ行くことにした。
西丹沢自然教室で情報を確認。ケイワタバコはまだ蕾だが、キヨスミウツボが咲いているらしい。
今回は西丹沢自然教室から犬越路経由で檜洞丸に登る。
用木沢沿いのルートでキヨスミウツボを探しながら歩いてみたが、見つからず、沢から離れて犬越路へ登っていく途中で、あっさり見つかった。初めて見たときは、「何だこれ?」と思い、とりあえず写真を撮っておいたものだが、知らないと花とも思えないような花である。
西丹沢→犬越路→檜洞丸→西丹沢
犬越路から檜洞丸へ向かう。途中、振り返ると大室山が見えた。
くもりで山頂付近には雲がかかってしまったため、今回はたいして展望はなかった。
花を探しながら歩いていくと、岩場ではイワキンバイが咲いていた。
あちこちでミヤマカラマツが咲いていた。
この花はヒコサンヒメシャラと紹介されていることが多いようだが、「丹沢に咲く花」(丹沢自然保護協会)に敬意を表してトウゴクヒメシャラとしておこう。(トウゴクヒメシャラはヒコサンヒメシャラの一種というか変種のようで、「葉の下面中脈に毛があるものをトウゴクヒメシャラ、毛がないものをヒコサンヒメシャラという。」とある。)
山頂付近ではバイケイソウが咲き始めていた。今年は花が多いようである。
檜洞丸の山頂で昼食。
下山開始すると、雨がポツポツ降ってきた。雨が降ったのは雲がかかっていた山頂付近だけだったかもしれない。ある程度下ると、雨はやんだ。
ツツジ新道を下ってあっさり西丹沢自然教室に下山した。
4週間ぶりの山とあって、咲いている花も前回からすっかり変わっていた。
ハコネランは見つけられず、オノエランは一株だけ見つけたが花は終わりだったりして、期待したほど花は見つけられなかったが、それでもウメガサソウの蕾を見つけたのはよかったか。