土曜日に仕事があり、月曜が振り替えで休みとなった。
それで今回は平日登山。
たとえツツジの花が少なくても、丹沢は今が一番きれいな季節である。この時期に行かなかったのではもったいない。
この時期恒例となっている主稜縦走を行う。
ツツジ新道の上部ではシロヤシオが咲いていた。今年は花が少ないから、ほとんど期待していなかったが、まったくダメというわけでもなく、花付きの良い木もあった。石棚分岐付近にあるシロヤシオの大木は今年も多くの花を付けていて見事だった。
なお、今回はくもっていて、展望のほうはさっぱりだった。
西丹沢→檜洞丸→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉
檜洞丸から蛭ヶ岳へ向かう。
平日とはいえ、ツツジ新道ではそれなりに登山者がいたが、蛭ヶ岳へ向かうとほとんど人と会うこともなくなる。
このコースもツツジが多いので、ところどころでいっぱい花を付けた木があった。
急斜面を蛭ヶ岳の山頂まで登ってしまえば、あとは気分的に楽になる。
相変わらずくもっていたが、雲海が見え、富士山も少し見えたりした。
鬼ヶ岩から先でも案外多くの花を付けたシロヤシオやトウゴクミツバツツジがあった。
笹原の登山道では小さなマイヅルソウもいっぱい咲いていた。目立たない花だが、この花も今の時期だったことを思い出した。
いつの年も多くの花を付ける木というのはあって、丹沢山へ登っていく途中にあるお馴染みのシロヤシオは今年も多くの花を付けていた。
塔ノ岳の北面でまたシロヤシオを楽しみ、塔ノ岳に到着すると、尊仏山荘でビール飲んで休憩。あとはもう下るだけである。
大倉尾根では昨年も見たミヤマオダマキ(園芸品種か?)が咲いていた。