電子書籍が普及しないと困るわけ
ベストセラーの本を読むだけなら困ることはないが、ちょっと古い本を読もうと思ったら、品切れ(絶版状態)ということは少なくない。毎月、多くの新刊本が出版されるが、書店のスペースは限られているから、同程度の本が書店から姿を消していくことになる。そして、品切れになってしまえば、入手困難となってしまう。あとは古書店を探すか、図書館で借りるといったことを考えなければならない。
その点、電子書籍は物理的な場所を取らないから、品切れの心配がない。
電子書籍の普及を望む一番の理由はこれである。
電子書籍の利点
紙の本は場所を取る。週に1冊読んだとして、1年間で50冊になり、書棚のスペースは限られているので置き場に困ることになる。その点、電子書籍は物理的な場所を取らないので、いくら読んでも困ることがない。
もちろん、愛着のある紙の本とかもある。しかし、書棚に保管していた本が何年もするとシミができていたりして確実に古くなってしまうのは寂しいことである。紙の本は年月と共に確実に古くなるのだ。紙と違って古くなることがないのも電子書籍の良いところである。
物理的な場所を取らない電子書籍は何冊も電子書籍リーダーに入れて持ち歩けるのもよい。
通常、電子書籍は紙の書籍よりも安い価格が設定されている。(電子書籍より後に文庫化されると電子書籍の方が高いというケースもあるようだが・・・)
電子書籍の欠点
電子書籍リーダーを使いこなしていないということもあるのだが、紙の本と違ってちょっと面倒な点もある。前のほうのページに書いてあったことが気になって、パラパラッとめくって確認しよう・・・といったことがやりにくい。
はじめのほうのページにある主な登場人物の一覧をちょっと確認・・・なんてことも紙の本と違って面倒くさい。
ブックマークなど電子書籍リーダーの機能を使いこなせばいいのかもしれないが、それでも紙の本の場合よりも面倒なことには変わりないだろう。
電子ペーパーか液晶か
電子書籍リーダーの画面は電子ペーパーと液晶の2種類がある。
電子ペーパーは今のところカラー表示できないから、液晶の方がきれいである。だから、カラーの画像が含まれるような書籍の場合、液晶の方が良いということになる。雑誌やマンガを読むのが目的なら液晶の方がよさそうである。
しかし、小説など基本的に活字のみでカラー表示の必要のない本を読むなら電子ペーパーの方が読みやすい。
電子ペーパーは紙と同じで見やすくて、目が疲れないのだ。
暗いところでは読めないが、屋外など明るいところではまったく問題ない。これも紙の本と同じである。
そして、バッテリーの持ちが断然よいのが利点である。
小説の場合は、速読できる人はともかく、1冊読むのに何時かもかかる。読んでる途中でバッテリー切れなどというのでは困るのだ。1回充電すれば、当分の間はバッテリー切れの心配なく読み続けられるのは電子ペーパーの大きな利点である。
(つづく)