これから登る人は朝が早いが、今日はもう下山するだけなので、朝はのんびりしたものである。ゆっくり起きて日の出を待った。
鏡池から朝の槍・穂高を眺めたが、西鎌尾根に雲がかかっていたのがちょっと残念。
朝食後、ゆっくり準備してから出発。急ぐ必要がないので、まったく余裕である。
最後にまた鏡池からの展望を楽しむ。このあとはもう見るべきものもないだろうし、これが見納めである。
小池新道をひたすら下るのみ。
見るべきものはないかと思ったが、途中、穂高連峰や焼岳、乗鞍岳なども眺められた。
途中、秩父沢で休憩。けっこう開けた場所で眺めもよかった。
左俣林道出合からは林道歩きとなった。
わさび平小屋でジュースを買って、しばし休憩。
そして、新穂高温泉まで歩いて終わった。
新穂高温泉から松本まで直行のバスは1日2本しかなかったが、平湯温泉で乗り換えていけば、それなりに本数があった。その結果、帰りの「あずさ」は予定よりも早い時間のものに乗ることができた。あらかじめ指定席券を買っていたので、みどりの窓口で変更してもらった。
「あずさ」は自由席がなくなったので、指定席券は必須である。座席未指定券で乗ると、指定席券を持った人が来る度に席を替わらなければならないし、甲府あたりで満席になって立たなければならないだろう。なんか、変な制度のような気がする。
鏡平(6:08)→秩父沢(7:21-7:31)→わさび平小屋(8:15-8:23)→新穂高温泉(9:15)