介山荘は6時になると部屋の明かりがつく。
そこでのんびりと準備を始め、小屋を出る。気温は-8℃で、前日よりも2℃高いとのこと。
6時半には親不知ノ頭に登って日の出の時間を待つ。月のすぐそばに金星が見えた。
風を直接受けない岩の陰に隠れて日の出を待つ。
そして、いよいよ日が昇る。ちょっと雲が浮かんでいたのが赤く染まってきれいだった。
富士山はと思って見るが、いまいち赤く染まらなかった。
南アルプスはちょっと雲がかかっていた。朝のうちに雲が取れることを期待して小屋に戻る。
小屋に戻れば、すぐ朝食。そして、急ぐ必要ないので、のんびりと出発準備。
小屋の前でまた展望を楽しむ。南アルプスは北岳、間ノ岳あたりの雲が取れないが、悪沢岳や赤石岳のあたりはよく見えた。
大菩薩峠から雷岩までは開けていて眺めがいいので、展望を楽しみながら歩いていった。
富士山や南アルプスの雲は取れず、次第に増えていったのが残念なところ。
雷岩から先は樹林帯に入る。
大菩薩嶺から丸川峠へ向かうが、一部で登山道が凍り付いていた。
それ以外は特段問題もなく、丸川峠まで下っていった。丸川峠に着いた時には富士山もすっかり雲に隠されてしまった。
丸川峠でコーヒーを飲んでしばし休憩。
丸川峠から裂石の登山口まで下っていった。
登山口の番屋茶屋でほうとう食べて、バスを待った。
大菩薩峠(8:50)→大菩薩嶺(9:41)→丸川峠(10:46-11:07)→裂石(12:32)