当初は北アルプスを考えていたものの、ムーンライト信州の指定券が取れなかったこともあり、いろいろ考えた末、八ヶ岳に行くことにした。
根石岳山荘に予約を入れると、登山口の茅野駅から桜平まで送迎車に乗せてもらえることになった。桜平から歩くことになるが、希望すれば荷物は夏沢鉱泉まで運んでもらえるとのこと。
桜平から夏沢鉱泉までは林道歩き。自動車が入っているくらいだから、ただの林道歩きである。荷物は自分で背負っていったが、車で運んでもらってもよかったかもしれない。夏沢鉱泉で登山届を書いて出す。
次はオーレン小屋をめざす。なだらかな道である。
オーレン小屋でアイゼンを着けることにした。ここで分岐となるが、夏沢峠へ向かう。
夏沢峠で展望が開けて硫黄岳が見えた。ここで昼食。
夏沢峠から北へ向かう。樹林帯の道を登っていき、箕冠山から下っていくと、樹林帯を抜け出して雪もなくなるので、アイゼンをはずした。荷物を背負ったまま天狗岳に登ろうかと思ったが、ちょっと重たかったので、根石岳山荘で受付を済ませ、荷物を置いて天狗岳に向かう。
根石岳山荘からひと登りで根石岳の山頂である。
根石岳から振り返ってみれば、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳など南八ツの山並みが眺められ、その右には南アルプスも見えた。ただし、くもっていてバックが青空でないのが残念。
北側の正面には天狗岳が間近に見える。
根石岳からの下りはわずかに雪が残っていたので、足を滑らせないように注意する。
東天狗への登りには雪がなかった。
眺めの良い天狗岳だが、くもってしまって、眺めはいまひとつ。
東天狗から西天狗へ向かう。西天狗にまだまだ雪が残っていたので、キックステップで登っていく。アイゼンは不要だった。
西天狗からの展望を楽しむと、東天狗に戻り、しばし休憩。
その後、根石岳山荘に引き返していった。
根石岳山荘は受付や食堂は本館、客室は新館にあり、新館の方は新しくてきれいな小屋だった。
くもっていたが、夕暮れの乗鞍岳や槍穂高連峰が眺められた。
桜平(10:16)→夏沢鉱泉(10:34-10:48)→オーレン小屋(11:26-11:45)→夏沢峠(12:06-12:20)→根石岳山荘(13:01-13:21)→根石岳(13:28-13:31)→東天狗(13:56-14:01)→西天狗(14:16-14:28)→東天狗(14:45-15:20)→根石岳山荘(15:50)