大山周辺探検

日付 :2010/11/28
コース:地獄沢橋→大山北尾根→唐沢峠→大山→ヤビツ峠→岳ノ台→菩提峠

 今回はキリヤマ隊長と大山周辺の探検である。
 ヤビツ峠の駐車場がいっぱいなのは当然として、菩提峠もほとんどいっぱいだった。
 菩提峠から自転車に乗っていく。下り坂だから、ペダルをこぐ必要もない。まったく楽ちんである。そして、あっという間に地獄沢橋に到着である。

 ミズヒ沢右岸の尾根を登るのが一般的だが、今回は地獄沢左岸の尾根を登る。
 始めがかなりの急登だが、モノレールに沿って登っていくので迷う心配もない。もっとも、登っていく分にはレールがなくても迷うわけがないのだが。
 今年はクマの目撃情報が多いので、クマ鈴を鳴らしながら歩いて行った。
 急登が終わり、ちょっとなだらかになると、14号鉄塔に到着である。鉄塔の真下から見上げれば垂直かまたはそれ以上に見える。
 鉄塔を過ぎてしばらくすると、ようやくちょっと眺めの良いところに出て、二ノ塔と三ノ塔が見えた。

二ノ塔、三ノ塔
二ノ塔、三ノ塔

 三ノ塔の右に富士山がてっぺんだけちょっと見えていた。天気が良かったので、展望の良い山なら富士山もよく見えたことだろう。
 P1021mを越え、北尾根目指して登っていくと、今度はもう少し眺めの良いところに出た。

表尾根と富士山
表尾根と富士山

 北尾根が近づくと、再び急な登りになった。
 そして、北尾根に登り着いたところでちょっと休憩。西側の眺めが良かった。

丹沢の山並と富士山
丹沢の山並と富士山(雲がちょっといい感じ)

 一般ルートではないが、北尾根はけっこう歩いている人がいた。
 さて、ここから山頂まではもう一息なのだが、なぜかここから山頂へは向かわずに北尾根を下り始めた。
 いつのまにやら北尾根にはモノレールが設置されていて、以前来たときと勝手が違ってしまっていて、ちょっと迷ったが、北尾根よりさらにマイナーなルートを下っていった。
 北尾根もマイナーなルートであるが、けっこう歩かれている。唐沢峠へ向かって下り始めたところで、北尾根を下ってくる人がいたので、あわてて逃げるように下っていく。(^^)
 せっかく山頂近くまで登ったのに、ぐんぐんと下っていく。
 以前来たときは気がつかなかったが、今回は何箇所かでネクタイが木に結わえられているのに気がついた。
 北尾根に出たところでクマ鈴ははずしていたが、沢が近づいてきたところで再びクマ鈴をつけた。
 そして、唐沢川に降り立った。
 実は、今月、石尊沢を遡行しようと思っていたのだが、寒くなってしまったため中止にしていたのだった。来年にでも遡行したいものである。
 唐沢川から明瞭な作業用径路をたどって唐沢峠に登ったところで、昼食にした。
 唐沢峠からは一般ルートを大山に登っていった。つい4日前に歩いたばかりの登山道だが、一部、急な階段があるので楽ではない。
 大山の一般ルートの中では歩く人も少なく静かなルートだが、それでもけっこう歩いていた。そんなだから、見晴台からのルートと合流すると、もう登山者いっぱいである。
 山頂はもちろん大勢の人で賑わっており、トイレは長い列ができていたので驚いた。
 山頂でちょっと休憩した後、ヤビツ峠に下っていった。
 ヤビツ峠はバスの時間が限られているので、午後2時前後はさほど人も多くなかったので、駆け下りていった。
 ヤビツ峠で一旦道路に出るが、すぐにまた登山道に入って岳ノ台へ向かった。この期に及んでまだ小さなアップダウンを繰り返していく。

大山
大山(岳ノ台から)

 やがて菩提峠に到着。
 自動車で地獄沢橋まで行って自転車を回収して終了である。

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