セドノ沢左俣再訪

日付 :2010/09/05
コース:戸沢→本谷F1→セドノ沢左俣→表尾根→新大日→政次郎ノ頭→戸沢

 セドノ沢は2004年に遡行して以来ご無沙汰していたが、久しぶりに行ってみようという気になった。
 ひょんなことから今回は丹沢マイナールート探検隊のキリヤマ隊長と一緒に遡行することになった。前回の記憶はかなり薄れてしまっているので、ネットで調べてみたのだが、なんだか不安になってしまった。はたして無事に遡行できるのだろうか?

 戸沢はけっこうにぎわっていた。あきらかにこれから沢登りに行こうとしているグループも。
 この猛暑では、やはり沢に行きたくなるものである。
 源次郎沢を渡り、書策新道の登り口を左に見て、本谷の右岸を歩いていくと、本谷第2堰堤に行き当たる。左手にはクサリの設置された巻道があったが、堰堤の左端にあるロープを伝って越える。
 本谷F1までは足を濡らさずとも登っていけたと思ったが、こんな暑い日はさっさと水の中に入った方が涼しくていいだろうと、靴を履き替える。
 しかし、この猛暑では沢の中を歩いても暑いな〜

 久しぶりにやってきた本谷F1。やっぱり立派な滝である。
 さっそく写真を撮るが、キリヤマ隊長はさっそく滝に打たれていた。(^^)
 (なお、キリヤマ隊長はアンヌ隊員を連れてこられるかどうかの調査ということで、最初の堰堤越えから始まって、各滝で念入りにチェックをしておられました。)

本谷F1
本谷F1

 本谷F1は左のクサリを伝って越える。
 本谷F1の上で右から入るのがセドノ沢だが、セドノ沢に入る前に本谷F2の写真を撮る。
 本谷F2はクサリも設置されているので簡単に登ることができると思ったが、久しぶりに間近で見れば、5mはけっこう高い。
 そうしている間にも下からは後続の人たちが登ってくる。F1の下で見た単独のおじさんがやってきてF2を登っていくのには驚いた。ロープ以外に何も荷物を持っていなかったのだ。ベテランで何度も登っているのかもしれない。しかし、だとすると、あのロープはどこで使うのだろう?

本谷F2
本谷F2

 今回目的の沢はセドノ沢左俣なので、本谷F2の写真を撮ると、セドノ沢へ向かう。
 セドノ沢左俣で一番問題になるのは大滝である。前回はたしか大滝は明瞭な巻道がなく、かなり適当に巻いていったような気がする。だから、セドノ沢F1あたりで手こずっているようだと、先が思いやられるがF1をすんなりと登れれば、なんとかなるだろうと思った。
 最初の滝が運試し。
 セドノ沢に入ると、まもなくF1である。
 この滝にも右岸側にクサリが設置されているが、どう見ても、滝を直登するほうが簡単そうで、巻道の方が厳しい。F1はちょっと深そうな釜があるが、右から取り付く分には問題ない。残置シュリンゲもあり、手こずることなく登ることができて、まずはひと安心。

セドノ沢F1
セドノ沢F1

 F1の下からすでにF2のプレートが見えているとおり、F1の上はすぐにF2となる。
 F2は簡単に右から登る。

セドノ沢F2
セドノ沢F2

 F2を登ると二俣になり、左俣に入る。
 左俣は適度な小滝が連続する、前回、どれがF3でF4かわからなかったので、今回は一つずつ確認していく。トイ状になった滝がF3で、前回右から登ったような気がしないでもなかったが、左が登りやすそうだったので、左から越える。

F3
F3

 続いて現れるのがF4だろうか。特段、問題ない。

F4か?
F4かな?

 チョックストーンの滝。こちらをF4と紹介しているサイトもあったような。ガイドブックによってもFナンバーの付け方はまちまちなので、どれが正しいとか間違いとかいうことでもないのだろう。とにかく、この滝も問題ない。

チョックストーンの滝
チョックストーンの滝

 やがて、小滝の連なった上にF5の大滝が見えてきた。
 前回訪れたときは大滝の下まで登ったと思うが、ずっと下流側から巻くことになるので、あまり上まで行くと戻ってくるのがたいへんである。大滝手前の滝の下まで行って引き返した。

上の方に大滝
上の方に大滝が見えてきた。

 前回訪れたときは、大滝の巻道は不明瞭だったと思ったが、その後、多くの人に歩かれたのか、けっこう明瞭な踏み跡があった。おかげで迷うことなく巻いていくことができた。沢に降りる際も、ロープの必要なしである。
 さて、沢に戻ると、遡行を再開。相変わらず小滝が連続してあきさせない。
 F7の写真を撮ると、ちょっと引き返して、左から入る枝沢を登って書策新道に出る。

F7
F7

 書策新道を進んでいくと、セドノ沢に出るので、再び沢に入り、水流沿いに登っていく。ここまで来ると、もう水量は少ない。

白竜ノ滝
白竜ノ滝

 白竜ノ滝を見た後、鉱山跡によっていってちょっと休憩。
 その後、再びセドノ沢に戻ると、遡行を再開するが、どんどん霧が濃くなっていった。
 書策新道から分かれて、セドノ沢を登っていくと、やがて水は涸れる。そして、さらに進んでいくと、絶壁のような涸滝が現れ、左から小さく巻いて越える。
 その後も、涸滝が連続するのはわかっていたが、ちょっと甘く見ていたか、思っていたよりもちょっとだけきつかった。
 それでもなんとか登り続けて、表尾根の新大日と木ノ又大日の鞍部に登り詰めた。
 その後、新大日で休憩し、政次郎尾根を下山した。
 久しぶりに政次郎尾根を歩いたら、登山道の整備が行われており、新しい道に付け替えられていた。

 久しぶりにセドノ沢左俣を遡行して、これはいい沢だと再認識した。大きな滝を巻いても、小滝がいっぱいあって十分に楽しめる沢である。大滝の高巻きも踏み跡明瞭になっていたので、これなら安心で、来年もまた行こうと思った。

 今回はマイナールート探検隊に体験入隊して、楽しく遡行することができた。また、いつか探検に同行させてもらえるといいのだが、どうだろう?

丹沢・駆け巡り > 丹沢ランニング・レポート > 2010年 > 2010/09/05(セドノ沢左俣再訪)