連休が明けてからというもの、花を求めてあっちへ行ったりこっちへ行ったり、気になるところを歩き回ってきた。
登山道を花がないかとキョロキョロしながら歩き続けてきたが、今回で一段落の予定だ。必ずしも十分な成果が得られたとはいえず、来年への課題を残したが、まあしかたがないか。
さて、5月も下旬ということで、そろそろツツジが気になるところである。
今年は花付きがよくないという話も聞いていたが、それでもそれなりに楽しめるだろうとは思っていた。
しかし、今年はずいぶんと遅れているようで、標高1300m台でようやく咲き始めたといった程度だった。
トウゴクミツバツツジもシロヤシオも咲き始めていたが、けっこう花を付けている木もあったが、葉っぱだけという木もあって、あまり期待はしない方がよさそうである。
ツツジの偵察や他の花探しという目的もあったが、今回一番の目的はなんといってもあの花と再会することであった。
そして、目指す場所で・・・
昨年はどの花もほとんど花びらが開いていなかったが、今回は多くの花が開いていた。
お天気の影響だろうか?
最初は花を見つけただけで大喜びしていたのに、いびつな形で開いている花を見てがっかりしてしまうのは贅沢というか・・・
ほんの数日で散ってしまう花なので、花が開いていると思って近づいてみると、一枚二枚と花びらが散ってしまっているものもあったが、ちょうどいい感じで咲いている花も多くて、しばらくはあちらこちらで写真を撮って楽しんだ。
いやはや・・・これだけ楽しめたらもう言うことない。
明らかに花を見に来た人の足跡はあったが、今回、誰とも会わなかった。
まだ多くの人には知られていないのだろう。
願わくば、いつまでもこのままの状態で残っていてほしいものである。
ツツジなどの木に咲く花と違って、山野草は盗掘の恐れがあるから滅多なことは書けない。
実際、ネットに情報が流されたことによって、群生地で盗掘されたといったこともあるようなので、このような山野草を見つけても、具体的な場所は明かさないようにしてほしい・・・切にそう思うこの頃です。
もしかして・・・こんなページを作って公開すること自体、すでに間違っているのではないか?