この3連休、一番天気のよさそうなのは3日目だが、狙いは2日目だった。1日目に雪が予想されたし、2日目は霧氷も期待された。
今回、登山靴を履くか、普段のトレイル用のランニングシューズにするかでちょっと迷った。雪が積もったら登山靴と思ったが、大したことなかっただろうと判断して登山靴はやめた。
大倉に着いた時点で、山には雲がかかっていた。早い時点で晴れてしまうと、霧氷がついても山頂に着く頃には落ちてしまう。まだしばらくは晴れなくていい。霧氷を期待しつつ、大倉尾根を登っていくことにした。
中腹を登っているところで、表尾根が見えたら、期待どおり白くなっていた。
天神尾根分岐の手前あたりからうっすらと雪で白くなっていた。
しかし、花立まで登ってもたいしたことなかった。積雪はわずかだし、霧氷のほうもさっぱり。それでも塔ノ岳の山頂付近は白くなっているようだった。
山頂直下でようやく霧氷が見られるようになった。富士山も見えてきた。
最後の木道部分で振り返ると、ちょっといい感じだった。
塔ノ岳山頂に着いたときには富士山はまた雲に隠れてしまっていた。表尾根方面もガスの中。山頂の南西側の木に霧氷がついてきれいだった。
塔ノ岳から先、丹沢山方面がよさそうだったので、丹沢山まで往復することにした。(塔ノ岳山頂の霧氷だけではちょっと物足りなかった。)塔ノ岳北面の登山道も整備されて、うっすらと雪がついていたが、滑る心配はなかった。
一旦下った後は、霧氷を楽しみながら歩いていった。久しぶりにきれいな霧氷を見られて、これはいい! 次第に日も差していった。
霧氷の中の道を歩いて行くと、次第に霧氷が上から落ちてきた。
そして、竜ヶ馬場に着く頃には、今日はもう終わりかな・・・とも思った。
しかし、さらに歩いていくと、丹沢山の山頂付近はまだまだ白かった。案外、まだ雲が多かったので、もうしばらくは楽しめるか?
丹沢山の山頂では、丹沢三ツ峰側がきれいに霧氷がついていたので、こちら側の登山道をちょっとだけ歩くことにした。今回ここが一番よかった。日が差したり、陰ったりと繰り返していたが、青空をバックにきれいだった。
丹沢山で昼食を取って、塔ノ岳へ引き返すことにした。
天気の方はさほどすっきりとせず、富士山も見えなかった。
塔ノ岳から鍋割山稜へ向かった。
すでに雪は消え、見るべきものもないかと思ったが、鍋割山稜の南側斜面の木は真っ白だった。
鍋割山荘で休憩してから下山。大倉へ向かった。
今回、久しぶりにきれいな霧氷を楽しむことができた。積雪の方は3cm程度とわずかだった。思ったほど晴れず、展望の方はいまいちだったが、これだけきれいな霧氷が見られれば十分である。