すっきりと晴れて展望もよさそうなので、矢倉岳に登ることにした。矢倉岳には何回か登っており、いちおうここから富士山も眺めているが、青空をバックにきれいに見える日に行きたいと思っていたのである。
矢倉沢バス停で降りると、近くの公衆トイレまで行き、そこで長袖シャツ一枚になって登っていくことにした。腰の調子も考えて、今回もストックを使っていった。
1時間で矢倉岳の山頂に到着。多少雲が出ていたが、青空バックに富士山がきれいに見えた。南東方向には江ノ島や三浦半島も見えたが、こちらはちょっと霞んでいた。
矢倉岳から足柄峠へ向かう。一旦下った後は比較的なだらかな道を行き、やがて車道に出ると、まもなく足柄峠である。
雲が増えてきていたが、まだ富士山が見えた。
足柄峠からしばらくは林道を行く。
やがて登山道になり、アルミの階段が設置された急な登山道を登っていくと、金時山の山頂である。山頂は多くの登山者で賑わっていた。雲はさらに増えていたが、それでもなんとか富士山が見えた。
金時山からは久しぶりに仙石原へ下ることにした。こちらは登山者が多かった。
途中、写真を撮っている人がいて気がついたのだが、まだマツムシソウが咲いていた。11月下旬にもなってまだ咲いているとは驚いた。
一般道に下りて最初のバス停は金時登山口だが、箱根湯本までバスで行くならもうちょっとだけ歩いて、次の仙石バス停まで行けば、本数も多い。
まもなく次のバスが来る時間だったが、少し遅れていた。
連休中でバスは混雑していて、ほぼ満員だった。道路も渋滞して箱根湯本までけっこう時間がかかった。
そんなこともあって箱根湯本まで長袖シャツ一枚で過ごしたが、晴れていたので寒さを感じない一日だった。
矢倉沢(9:11)→矢倉岳(10:12-10:24)→足柄峠(11:10-11:15)→金時山(12:21-12:41)→仙石(13:24)