西丹沢自然教室が今年の4月から西丹沢ビジターセンターに名称変更した。
名称変更してから初めて西丹沢を訪れた。名称が変わっただけと思ったら、お水やウイダーインゼリーの販売をしていた。ちょっと変わった?
さて、ゴールデンウィークがスタート。
天気予報では午後から雷雨の可能性があるという。明日の方が安定した晴天でよさそうだが、用事があるので、今日行くしかない。そこで、傘を用意して、雨を覚悟で行くことにした。場合によっては途中で引き返してしまおうとも思っていた。
花を探しながら歩いていくと、フデリンドウやミツバコンロンソウが咲いていた。
スミレの仲間ではケマルバスミレやエイザンスミレがあちこちで咲いていた。
犬越路から大室山へ向かうと、左手に富士山が見えた。
今のところ雨の心配はなさそう。
大室山へ向かって登っていくと、キクザキイチゲがチラホラ現れてきた。
白、青、紫などの色とりどりの花があちこちで咲いていた。ぱっと見でピンクに近い色のものもあった。キクザキイチゲは丹沢のあちこちで普通に見られる花だが、大室山は一番多く見られる山かもしれない。
今回は天気が気になっていたので、加入道山の先、白石峠からあっさり下山することにした。本来なら、畦ヶ丸まで行きたいところだったが、雨に降られても困るし、見頃のキクザキイチゲを見られて満足していたので、迷うことなく下山した。
下山路でミツバツツジを見かけたが、登りではあまり見なかった。もう少し見られるかと思ったのだが・・・
実は連休に入る前に風邪を引いてしまった。
今回は洟を垂らしながら歩いたのだった。洟が出る以外は問題なかったからこそ山へ行ったのだが、雷雨の心配もあったのだから、普通ならやめておくところである。
しかし、それにもかかわらず行った甲斐があった今回の山歩きだった。