先週の箱根は最高の晴天だった。
今回は先週ほどではないだろうが、やっぱり天気はよさそうだ。
そこで、また展望を期待して玄岳に行くことにした。
いちおう電車に乗っても、雲の様子に注意していた。箱根や伊豆方面に雲があるようならやめようと思ったが、晴れ渡っていた。
玄岳は今月一度行ったばかりなので、勝手がわかっていて迷う心配もない。
玄岳ハイクコース入口でバスを降りると、さっさと出発。舗装道路の急坂を登っていく。途中で振り返れば、青い海が見えた。(道は曲がりながら登っていくので、海が見える場所は限られる。)舗装道路が終わり、そのまま登山道に入る。熱海新道を陸橋で越えていく。
登山道をしばらく登っていくと、東側が開けた場所に出た。青い海が見え、真鶴半島などが近くに見えた。
少し進むと、氷ヶ池の分岐があり、さらに少し行くと、ササ原に出て富士山や南アルプスが見えた。山頂まではもう一息なので、一気に山頂まで登った。
愛鷹連峰の上に雲があったが、富士山はきれいに見え、南アルプス南部の山並みもよく見えた。
ササ原に囲まれた山頂は北側の眺めは良いが、東〜南はササが邪魔して展望が開けない。山頂から南東側にちょっと切り開かれていて、青い海が広がり、初島が近くに見えた。右手には大島や利島、新島なども見えた。
山頂でしばらく写真を撮った後、下山開始。今回は来た道を引き返し、途中の分岐から氷ヶ池へ下ることにした。
下り始めると、すぐに真鶴半島などが眺められた。登りで振り返らなかったので気がつかなかったのだ。あとで写真を拡大してわかったのだが、真鶴半島の向こうには江ノ島も確認できた。
分岐から氷ヶ池へ向かう。
けっこう急な下りで、トラロープがついているところもあった。
一旦、伊豆スカイラインに出るので、道路を横断して、氷ヶ池への道に向かう。
氷ヶ池のちょうど向かい側に富士山が見えた。
池の水面に逆さ富士が映っていた。
しばらく写真を撮り、昼食を取った後、氷ヶ池を出発。
伊豆スカイラインに引き返し、熱海新道へ向かう。
熱海新道を下っていき、陸橋の手前で左手に入れば登山道で、あとは来た道を下っていった。
2時間ちょっとの山歩き。休憩時間を除けば、2時間にも満たない。山歩きとしてはちょっと物足りないかもしれないが、これだけ展望を楽しめたら十分である。とはいえ、次に訪れる機会があるからどうかはわからない。今度は他の山からの展望を楽しみたい・・・ということになるのだろう。
玄岳ハイクコース入口(9:50)→玄岳(10:42-10:52)→氷ヶ池(11:07-11:25)→玄岳ハイクコース入口(11:59)