朝、晴れているかとカーテンを開けてみたら、案に相違してくもっている・・・窓を開けてみたら、霧だった。珍しい!
霧が晴れれば、いい天気になるだろうと思った。テレビを見ると、スカイツリーから富士山がきれいに見えていた。
というわけで、展望を期待して矢倉岳に登ることにした。
新松田から乗った地蔵堂行きのバスは満員だった。このバスはこんなに混んだっけ?
矢倉沢バス停からスタート。
しばらくは舗装道路を行き、登山道に入ると、けっこう急な登り。後半は傾斜もなだらかになり、やがて山頂に到着。風邪のせいか、調子はいまいちで、山頂に着いた時はかなりの汗をかいていた。
新松田駅では晴れ渡っていたが、けっこう雲が出て来ていた。それでもまだ富士山はきれいに見えた。バックが青空でないのがちょっと残念。
箱根の山並みはきれいに見えた。大涌谷からはけっこう噴煙が上がっている。
矢倉岳から足柄峠に向かう。一旦下って、登り返し、足柄万葉公園まで行くと、舗装道路に出る。
足柄峠からはさえぎるものなく富士山が眺められるので、マイカーで手軽に訪れる人も多いところである。しかし、今回はあっさり雲に隠されてしまっていた。
足柄峠からしばらくは林道を行く。登山道に入ると、距離的にはあと少しだが、急登である。体力が落ちたか、早くも疲れが出てきた。
12ある階段を登っていくと山頂である。急登の途中で富士山が見えた。今日はもうダメだと思っていたが、意外にも手前の雲が流れていってくれたのだった。
金時山の山頂は物凄い人で大混雑。お手軽に登れる山ということで、多くのハイカーが訪れるようである。山頂に限って言えば、高尾山並みの人口密度だった。ときおり訪れてはいたが、これほど人がいるのは初めてである。
山頂はポカポカ陽気だったので、昼食を取りながらしばし休憩。
下山は、足柄駅への道を下ることにした。バスを利用しない分、早く帰れるかと思ったのだが、御殿場線は本数が少ないから、これが正解とは限らない。
登山道はとりたてて問題もないが、おもしろみもない、まあ普通の登山道である。歩く人は少ないようで、登山道では一人も会わなかった。
登山道が終わり一般道に出てもしばらくは歩かなければならない。御殿場線の線路沿いを歩いてると、松田行きの電車が通過していった。
足柄駅では1時間待ちかと思ったが、30分と待たずに次の電車がやって来た。
朝は快晴だったが、お昼には雲がかかるかもしれないとは思っていた。
とりあえず富士山は見えたが、次は青空をバックにきれいに見えるときを狙っていきたいものである。