高尾山では沢山のスミレが見られることから、この時期はスミレ観察を目的にやって来る人たちも多いという。今回はこの時期毎年高尾でスミレ観察会を行っているグループに参加してスミレを見に行くことにした。
高尾山口駅に9時30分集合。例年は8時半ということだが、今回は天気もいまいちということで、最初からのんびりムード。あちこちで花を見ながら、まずは小仏川へ向かう。
あいにくのくもり空のためイチリンソウの花は開いておらず。このあとニリンソウはあちこちで見たが、今日はすべてこんな感じだった。
小仏川から日影沢キャンプ場へとあちこち寄り道もしながら、いろいろな花を見ていった。私はほとんど何も知らないお客さん状態で、自分で花を探すことなく、ひたすら教えてもらうばかり。
というわけで、前半、日影沢キャンプ場までに見た花をいろいろ・・・
ナガバノスミレサイシンぐらいなら私でもわかりそう。
お馴染みのシュンランも咲いていた。
コスミレになるとまたわからなくなってくるし、シロバナツクシコスミレなど次に見る機会があってもたぶんわからない・・・
オトメスミレはタチツボスミレの花弁が白で距が紫色の品種。
タカオスミレはヒカゲスミレの品種で葉が茶色っぽいのが特徴。ヒカゲスミレがわからなくても、これならわかる。
日影沢キャンプ場にたどりついたところで昼食。この時点ですでに午後1時半を過ぎていたもよう。そして、ここを出発するのは2時半近くになってのことだった。
日影沢林道を歩いていく。
ヒカゲスミレ、アオイスミレ、ヒナスミレと見ていく。なんとなく特徴はわかるが、一人で他の山へ行ったときに判別できるかというと・・・
当初の予定では日影沢林道を城山まで登ることになっていたが・・・
城山はおろか、手前のゲートにたどりつくこともなく。
時間も遅くなったし、花もなくなってきたので、引き返して帰ることになった。
来た道を引き返していったので、帰りはほとんど写真も撮らず。
帰りは高尾山口ではなく高尾駅まで歩いて行った。
時期的にまだちょっと早かったようで、スミレは少なかったようだが、それでも十分楽しめた。初見の花も多かったので、いい勉強になった。
スミレオフ会で山頂にたどり着けなかったのは初めてとのことだが、花を探して一日歩けたのだから言うことはない。