雪を楽しめそうもないなら、せめて天気のいい日に富士山を見に行こうと思い、矢倉岳に向かったが・・・
天気はいいものの、霞んでいた。
それでも新松田からは富士山が見えたので、とにかく矢倉岳に行ってみることにした。
矢倉沢バス停からスタート。
ハイキングコースとして整備されたコースなので、標識を見ながら一般道を進んで登山道に入る。
標高の高い山でもないので、山頂まで一気に登る。
山頂からは富士山が見えたが、やっぱり霞んでいて、ちょっとガッカリ。雲もかかり始めていた。
金時山まで行く予定だったが、足柄峠へ向けて下っていくと洒水の滝方面への分岐があったので、こちらに行くことにした。矢倉岳は箱根の山と組み合わせることしか考えていなかったが、洒水の滝の方に下る道もあったのだ。
なだらかな道を行く。植林帯でさほどおもしろみもないかと思いつつ進んで行くと、やがて21世紀の森で舗装道路に出た。洒水の滝への道は崩壊のため通行止めのようなことが書かれていたが、ここまで来てそんなこと言われても困る。この辺の地理は詳しくないのだ。なんとかなるか・・・と思いつつ、とりあえず行ってみたら、実際、なんとかなった。詳しい地図がないのでわからないが、ルートはいくつかあったのかな? 林道上に1ヶ所けっこう規模の大きな崩落があったようだが、すでに補修されていて、歩いて行く分には問題なく通行できた。そして、洒水の滝へ向かう。
途中、丹沢方面の視界が開け、大野山が案外近くに見えた。他の山はほとんど識別できない。
舗装された道に出て、ひたすら下っていくと、林道からも洒水の滝が見えた。
洒水の滝は大きな滝だが、赤い橋から先は通行禁止で、近くで見ることはできない。間近で見られた時は迫力もあったのだが、はたしてまた間近で見られる日は来るのだろうか?
洒水の滝から山北駅へ向かう。
一般道を歩いていくほうが早いのだが、今回は河村城址に寄っていくことにした。
河村城は山城であり、洒水の滝と合わせて、いいハイキングコースとなっている。
河村城址から北へ下っていくと、山北駅も近い。
山北駅の手前左手の鉄道公園によって、D52を見物。線路を12m延伸し、今年の秋には公園内で動くようになるらしい。
寄り道したため、山北駅では1時間以上の待ちとなったのだった。
矢倉沢(9:16)→矢倉岳(10:11-10:18)→洒水の滝(11:56-12:06)→河村城址→山北駅(13:07)