今年の夏山遠征はいまひとつ天気に恵まれず、満足いかない。もっと行きたい・・・
8月最後の週末、日帰りで行ける山でいいところはないかと考え、ここなら行けるとわかり、根子岳・四阿山へ行くことにした。
菅平高原ダボスバス停からスタート。菅平牧場の登山口まではちょっと離れているが、日帰りで荷物が少ないし、靴も軽いので、走っていく。マイカーなら登山口まで自動車で行けるのだが、バス停からだとちょっと距離があるのだ。
途中、菅平牧場の入場料200円を払って、さらに登山口まで走っていく。
登山道に入っても始めは走っていったが、次第にきつくなると歩きに変えた。
根子岳への登山道は花が多かった。8月下旬ということで、すでに秋めいた花が多かったが、夏の花もまだ残っていた。マツムシソウ、ハクサンフウロ、ヤナギラン、ウメバチソウなど多くの花が咲いていたので、あちこちで写真を撮りながら登っていった。
マツムシソウはあちこちで咲いており、クジャクチョウがあちこちで密を吸っていた。
根子岳山頂は大勢の登山者でにぎわっていた。見晴らしのいい山頂だが、あいにく北アルプスなどは見えなかった。
人が多かったので先を急ぐ。
根子岳から四阿山へはたいしたことないかと思っていたが、いったん下って上り返すのがけっこうきつそうだった。鞍部までは見晴らしがいいが、登りにはいると樹林帯で展望もない。しばらくは我慢の登りが続く。
やがて開けてくると山頂は近い。
山頂近くにはオヤマリンドウが咲いていた。
そして、四阿山の山頂に到着。
今回は、さほど良い眺めでもなかったが、山頂から下界を見下ろせたのは久しぶりだった。
四阿山から菅平牧場へと下っていく。
こちらのルートでもあちこちでマツムシソウなどいっぱい咲いていた。
途中の中四阿は岩場のピークで眺めが良かった。
さらに小四阿を通って下っていった。
最後に牧場の柵の外側につけられた登山道を歩いていたらキキョウが咲いていた。
まもなく舗装道路に出て、菅平牧場の登山口の方へ向かう。
登山口近くの売店でソフトクリームを買って食べたが、バス停まではちょっと距離があるので、途中から駆け下りていった。
今回はまずまずの天気で、遠くの山こそ眺められなかったが、まあこんなものだろうか。
わりとコンパクトなコースで、登山道を歩いていた時間は4時間にも満たなかったが、思った以上に多くの花が咲いていたりして楽しめた。