今回は久しぶりに箱根の山へ登ることにした。
今回は初めて矢倉岳に登ってみることにした。これだけではちょっとあっけないので、金時山にも登ることにする。そして下山ルートは初めて足柄駅へのルートを下ることにした。
矢倉岳は標高こそ870mと低いが、遠くから眺めてけっこう急な山のように見えた。
矢倉沢バス停から登っていくことにしたが、矢倉岳から東にのびる尾根は案外傾斜もなだらかで普通の登りだった。矢倉岳は南北の等高線は間隔が狭く、急な傾斜になっているが、登山道が通っているところはさほどの傾斜ではなかったのだった。
山頂目指して登っていく途中、丹沢方面が見えたので、山頂からの展望を期待した。
矢倉岳の山頂は展望が開けて、富士山や箱根の山がよく見えたが、丹沢方面の展望は開けていなかった。
山頂でちょっと休憩した後、足柄峠へ向かう。
矢倉岳からは富士山を眺めながら下っていく。最初は良かったのだが、しばらくすると、滑りやすい道になった。かなり歩かれた登山道だが、段は切られていないので、滑りやすい登山道だった。これもオーバーユースである。
下りが終わると、なだらかに登り返していく。
やがて、小山町の富士箱根トレイルに出る。
足柄峠に向かっていくと、やがて車道に出てしまうのがちょっと興醒めである。
足柄峠からの富士山の眺めを期待していたのだが、富士山には雲がかかってしまい、残念。
足柄峠から金時山へ向かうが、しばらくは舗装された道である。やがて未舗装の道になるが、登山道はさらにずっと先である。
鳥居をくぐると、金時山への本格的な登りになる。等高線も混み合って、見上げるような急傾斜の登りである。
急な登りで、12個設置された階段を登っていくと、途中、丹沢方面も眺められた。
そして、最後の階段を登り終えれば、山頂まではあとわずか。
山頂にはいつの間にやら立派な公衆トイレが設置されていた。
金時山から足柄駅へ下る。
まずは先ほど登ってきた急傾斜の登山道を下り、鳥居をくぐると、左手の登山道を下っていく。マイカー利用で簡単に登ってしまう人が多いのか、足柄駅へのルートではまったく他の登山者に会うことはなかった。静かなルートである。
ぐんぐん下っていくと、やがて三国山稜や不老山などでお馴染みの岩田さんお手製の指導標が現れた。
やがて御殿場線沿いの道路に出て、足柄駅へ向かった。