谷峨駅で下りると、すごい人でビックリした。ウォーキングの大会か何かあったようで、ほとんどの人が谷峨駅から歩いて行った。が、バス停には長い列。ほとんどが高校生で、駅伝の練習で丹沢湖に向かうようである。やってきたバスは意外にも空いていて、多くの高校生が乗ったにもかかわらず座ることができた。西丹沢自然教室まで乗っていったのは少数に過ぎなかった。
ツツジ新道を登っていったが、人出は多くもないし少なくもなかった。まあ、普通だろうか。
天気が良いので、展望台によって富士山を眺めた。
今年はブナハバチが大量発生し、ブナの葉を食い荒らされてしまった。それで、その後に再び葉を付けたのだが、今の時期にまだ緑の葉を付けているというのもおかしな光景である。
山頂に到着すると、犬越路側にちょっと下って富士山を眺めた。南アルプスや八ヶ岳もよく見えた。
青ヶ岳山荘に下っていくと、おばさんと常連とおぼしきおじさんが何やらしゃがみ込んでいた。と思ったら、なんと、とんぼさんだった!
小屋の前でしばらく休憩していたものの、お取り込み中のようで、お話を伺うこともできなかった。心残りではあったが、大倉まで行くためにはゆっくりしている余裕はなかったので、出発することにした。
檜洞丸〜蛭ヶ岳は、例年、今頃が紅葉の見頃になると思っていたのだが、今回はちょっと期待はずれだったようだ。
檜洞丸〜蛭ヶ岳ではこのルートにしては多くの人が歩いていた。
午後になっても、富士山に雲がかかることはなく、蛭ヶ岳からもよく見えた。
蛭ヶ岳から先は登山者も多くなった。蛭ヶ岳から先もまだアップダウンが続くものの、気分的にはかなり楽になる。塔ノ岳まで展望を楽しみながら歩いていった。
塔ノ岳まで行ったところで、ちょっと休憩。尊仏山荘でビールを飲んだ。
あとは大倉に下山するだけである。
3時半ちょっと前に塔ノ岳を出発したが、この時点でまだ山頂にはけっこう人がいたようである。(ちょっと遅くないか?)
大倉尾根を下山中もけっこう多くの人が歩いていた。
明るいうちに大倉に下山したが、おそらく日没後に下山した人も多かったものと思われる。
大倉尾根なら日が暮れても歩いている人は多いから怖くないかもしれないが、他に誰も歩いていないようなルートで暗闇に飲み込まれたりしたら怖いだろうな・・・(一般的には、大倉尾根を下山するなら、この時期、午後2時半には塔ノ岳を出発した方がいいだろう。)