久しぶりに三国山稜を訪れた。
籠坂峠からハイキングコースに入っていくと、最初から新緑に包まれて気持ちがよい。新緑の中、草花を探しながら歩いていく。
まっすぐアザミ平へ向かわず、立山(たちやま)へよっていく。
立山展望台は開けていて富士山の眺めが良かった。松田で見たときはちょっと霞んでいたが、さすがに近いだけあって富士山もきれいに見えた。
三国山までのハイキングコースを花を見ながら歩いていった。
三国山で昼食。
青空をバックにした新緑がきれいだった。
三国山から東へ向かうと、いつもなら人の姿も少なくなるのだが、今回はやけに人に会った。三国山から不老山まで向かう間、何度も向こうからやって来る人たちに出会った。外国人も多かった。何かイベントがあったようである。
・・・というわけで、今回見かけた花をいくつか。
不老山から山市場へ下っていくと、ようやく人に会わなくなった。
ところどころで崩れていて、危なくはないが歩きにくいところがあると思っていたら、何やら凄いものが目に入ってきた。
最初は植林の伐採が行われたのかと思った。しかし、近くまで行って、そんなものではないことがわかった。昨年の秋、世附川の周辺ではとんでもない大雨によって大きな被害が出ていたのだった。あちこち通行止めになり、いまだに復旧していない箇所も多いが、不老山〜山市場の登山道の通行止めは解除されていた。だから、大したことなかったのかと思っていたのだが、とんでもなかった。
大規模な土砂崩れが発生して、多くの木がなぎ倒されていた。
三国山稜は火山灰が積もったようなところで、水はけがいいと思っていたが、不老山のあたりも似たり寄ったりなのか、砂が多いようである。
不老山から山市場へ下山中に目の当たりにした大崩落の現場。登山道が完全に消失したのだから通行止めになったのもあたりまえである。現在はこの上を迂回する形で通行可能になっているが・・・
山市場まで行って、バスの時間を確認すると、しばらく来ないので、谷峨駅まで走っていった。
谷峨駅に到着すると、ちょうど電車がやってきて、そのまま乗り込んだ。