寒い日が続いている。今年は例年よりも寒いような気がする。これならば、滝の凍結も進んでいるのではないかと気になるところである。
しかし、今回はオーソドックスなコースにした。ここしばらく、ご無沙汰してしまったので、そろそろ行っておかなければ・・・
朝は快晴で富士山もよく見えたので、展望の良い表尾根を歩いていくことにした。
秦野駅で降りると、バス停に急いだ。
8時55分発のヤビツ峠行きのバスがきて乗車しているところだったが、多くの人が列を作ったままバスに乗らずにいた。臨時便で座っていこうという人たちだった。ヤビツ峠まで立っていったが、混雑はさほどでもなく多少の余裕があった。
久しぶりにヤビツ峠スタートで表尾根を登っていった。
二ノ塔まで登ると富士山がきれいに見えたので、三ノ塔へ向かってちょっと下ったところで写真を撮った。
表尾根の登山道は冬になると霜でぐちゃぐちゃになることが多いが、今回は気温が低いせいか、ほとんどぬかるんではいなかった。
三ノ塔まで登ると、さらに展望が広がるが、富士山のあたりだけはすでに雲が出ていることがわかる。
三ノ塔からの下りは、うっすら雪が積もって凍っていると注意が必要だが、特段問題なく下っていった。行者岳のクサリ場も特段問題なし。
表尾根の積雪はわずかで日影に残っている程度だったが、木ノ又小屋から先は、白い雪の道となり、凍った道ではなかったので、ちょっとだけ気持ちのいい道になった。
空気が澄んで、伊豆諸島は大島、利島、新島のほか神津島が見え、さらによく見ると、三宅島もうっすらと見えた。(写真ではわかりにくいが。)
富士山はその後雲がかかってしまったが、都心を眺めると東京スカイツリーなどもよく見えた。
塔ノ岳で昼食を取った後、鍋割山へ向かう。
鍋割山稜の登山道もうっすらと雪があった。
太陽が西のほうに移動すると、東の方の眺めが良くなる。
鍋割山まで着いたところで、江ノ島の方を見ると、その先の三浦半島や房総半島までくっきりと見えた。
久しぶりに鍋割山荘で休憩した後、大倉へ下山した。