今週はあまり天気も良くないようだし、お山はお休みかな〜
なんて思っていた。
土曜日は台風接近なんて言っているではないか。
でも、日曜日の予報が晴れになると、これは山に行かなければならない。台風一過で空気が澄んで富士山がくっきりきれいに見えるはずだから。
小田急の電車から、まず富士山の山頂付近だけが見えたのだが、真っ白になっていた。先週は、まだ雪はわずかだったが、昨日けっこう積もったようである。
といったわけで、今回は、大倉から西山林道をひた走り、林道終点でペットボトルを1本持つと、鍋割山へと登っていった。
西側が開けて富士山が見えたところで、さっそく写真を撮った。
朝のうち快晴でも、山の上に登った頃には雲に隠されるというのはよくあることだが、今回は雲がかかる気配はなく、山頂からも素晴らしい眺め。
富士山の右には南アルプスが眺められ、海のほうを眺めれば、江ノ島の向こうに三浦半島や房総半島が眺められた。
稜線の紅葉は先週からぐっと進んだようである。
鍋割山稜から主脈稜線を見ても、すっかり秋色に染まっている。
塔ノ岳まで行くと、南アルプスの他に八ヶ岳なども見えた。
東京、横浜、湘南方面に三浦半島といい眺めだった。
今日はちょっと早めに下山しなければならなかったので、先週に続いて大倉尾根を下る。
大倉尾根はあまり楽しいルートではないが、手っ取り早く下山するには他にないのだからしょうがない。大倉尾根については、マシラさんの10月20日の記録にまさしく適切な評言があったが、やっぱりそうだったんだな〜