せっかくの3連休も天気予報は雨。
しかも、台風接近!
ほとんどあきらめていたが、早めに台風が通過してくれたので、3連休の最後に山に行くことにした。台風一過の晴天を期待したのだが、残念ながらくもり。
台風が通過した直後だと、沢が増水したりするから、コースによっては注意が必要である。
で、今回は、台風の影響があまりなさそうな大倉尾根を登ることにした。
大倉尾根の登山口ではヤマユリが咲き始めていた。毎年確実にヤマユリを見られる場所である。
汗だくになりながら、大倉尾根を登っていく。
途中、見晴らしがきくところで、振り返れば、江ノ島などくっきりと見えた。相変わらずさえない天気だったが、台風が通過した直後とあって、空気は澄んでいた。
しかし、花立まで登ったら、すでにガスがかかって、下界を見下ろすことはできなかった。
大倉尾根は花もなく、見るべきものはほとんどなかったが、塔ノ岳直下ではバイケイソウが咲いていた。
塔ノ岳から丹沢山へ向かう。
登山道のあちらこちらでヤマオダマキが咲いていた。とはいうものの、今回は蕾が多くて、花が開いているものは少なかった。
丹沢山に着くと、ヤマオダマキを探して歩く。こちらでは、しっかり花が開いていたので、写真に撮ることができた。
昨年はバイケイソウの花をほとんど見なかったが、今年はいっぱい咲いていた。年によっては、花を付けずにみんな枯れてしまっているのを見たこともあったが、今年はよく咲いているようである。
丹沢山から塔ノ岳に引き返し、鍋割山へ向かう。
天気は回復せず、それどころか霧雨になったりした。
鍋割山稜でもチラホラとヤマオダマキが咲いていた。
今回は、ヤマユリ、バイケイソウ、ヤマオダマキあたりが咲いているだろうと思って、出かけていったのだが、予想どおりだった。
しかし・・・見ようと思っていたものは見たが、それ以上のものはなかった。もちろん、他にまったく花がなかったというわけではないが、以前はもう少し他にもなかったかな〜?