主脈縦走・ほとんど雪なし

日付 :2007/02/24
コース:大倉→塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳→姫次→焼山→焼山登山口

 朝は快晴だった。天気予報もいいようだし、展望を期待して、主脈を縦走することにした。
 大倉に着いたときにはすでに雲が広がり始めているというよくあるパターンで、あっさり期待もしぼんでしまう。
 それでも塔ノ岳まで登ると、八ヶ岳や奥秩父方面の山並みが案外よく見えた。(富士山は下の方しか見えなかった。)

八ヶ岳遠望
ちょっとわかりづらいが、大室山の右の白い山が八ヶ岳

 塔ノ岳から丹沢山までの登山道にも雪はなし。
 が、丹沢山からの下りでは、少し雪が残っていた。といっても、わずかな雪で半分は氷のようなものだから、滑りやすくなるだけでうれしくない。

不動ノ峰への縦走路
箒杉沢ノ頭から不動ノ峰へ

 蛭ヶ岳への道は泥んこグチャグチャだった。表尾根や大倉尾根が泥んこグチャグチャになるのは誰でも知っているが、主脈縦走路もこんなにグチャグチャになるんだったのか! 雪がなければ快適に進んでいけるかと思ったが、とんだ間違いだった。これなら雪があったほうが歩きやすいというものである。

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳
鬼ヶ岩から蛭ヶ岳

 蛭ヶ岳の北面は雪があって白かった。さすがに標高が高い分、雪が残っていた。
 奥秩父のほうはしっかり見えたが、富士山はまったく見えず、ちょっとがっかりの展望だった。

姫次、黍殻山、焼山方面の眺め
姫次、黍殻山、焼山方面の眺め

 蛭ヶ岳からの下りは雪がついていた。アイゼンなしで下っていける快適な雪道だった。
 ひとくだり終わると、次は氷混じりの道で、滑らないよう注意しながら下っていく。
 やがて木道が現れると、ひと安心。木道が終わると、雪も氷もない登山道になり、もうひと下りで、なだらかな道になる。
 地蔵平、原小屋平と進んでいき、ちょっと登り返すと、姫次に到着。姫次から蛭ヶ岳方面を見れば、上の方はけっこう白い。

蛭ヶ岳
蛭ヶ岳(姫次から)

 姫次から焼山へはなだらかな下りなので、走っていく。帰りのバスの時間には注意していった。もしも余裕がなければ、焼山にはよらずに東野に下山するところだが、その必要はなさそうだった。
 焼山に到着すると、展望台に登って写真を撮る。

焼山からの眺め
焼山展望台からの眺め

 焼山を出発すると、あとはもう下山するのみ。
 蛭ヶ岳までの泥んこ道で思ったようにペースが上がらなかったが、バスの時間には余裕を持って下山した。
 バス停の前にある自販機でビールを買って飲んで、しばらくするとバスがやってきた。
 土・日は午前・午後各1本ずつしかないバスだが、乗客は私一人だった。これだと、やっぱりこのバス路線は廃止になってしまうのだろうか?

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