先週わずかに積もった雪も晴天続きでほとんど溶けてしまっただろうから、今週は雪を楽しむことはできそうもない。
それじゃ、今回はどこへ行こうか?
ちょっと考えて、今回はちょっとだけマイナーなところへ行ってみることにした。
蓑毛からヤビツ峠経由で大山に登る。
お馴染みの登山道だし、特筆すべきこともない。表参道に合流する手前で富士山を眺めた程度。
山頂のトイレは冬になると凍結のため使用できなくなるものだが、今年は暖冬のためか、今も普通に使えるようである。
今日はちょっと霞んでいたけれども、富士山はよく見えた。
山頂で昼食をとった後、北尾根を下る。
人出の多い大山も北尾根となると、歩く人も少ない。それでも、今日はチラホラ登山者を見かけたから多い方だろうか。
北尾根はいつも県道の地獄沢橋のところから上り下りしているので、今回は一ノ沢峠へ下っていくことにした。新多摩線16号鉄塔の先、P913mの分岐で右手の道を一ノ沢峠へと下っていく。こちらの登山道は明らかに歩く人も少ないと思わせる道である。はじめはちょっと急な下りなので、滑らないように下っていったが、尾根を忠実に下っていくだけだし、迷うようなところもない。しばらく下って、傾斜がなだらかになると歩きやすい道になった。
ベンチのある一ノ沢峠で右手の黒岩方面に下っていくと唐沢林道に出る。黒岩から物見峠の登山道は一度歩いたことがあるが、最近は登山道が崩壊しているとかで通行止めとなっているので、唐沢林道を行くことにした。黒岩〜物見峠の登山道は丸淵のあたりが良かったような気がする。唐沢林道は一般車通行禁止だから、自転車のおにいちゃんたちがいるだけだった。
物見隧道手前で左手の登山道を登って物見峠にあがる。
物見峠から煤ヶ谷へ下っていったのだが、物見峠から800mは崩壊箇所が多く、気持ちの良いところではない。登山道自体は整備されているので、歩きにくいということはないが、いかにもしょっちゅう崩れていると思われるところなのだ。
煤ヶ谷に下りると、今度は不動尻へ向かった。
舗装された谷太郎林道をしばらく走り、林道終点から先は、沢沿いの登山道となる。こういう沢沿いの道は、夏にでも歩けば気持ちのいいところだが、最近はヤマビルの生息地が広がっているから、この辺もおちおち歩いていられないのかもしれない。
しかし、こんなところに明瞭な登山道があったのかといった発見もあったので、そのうちまた行くかもしれない。
不動尻からは広沢寺温泉へ舗装された道をだらだら下っていった。