寒風吹きすさぶ

日付 :2006/12/29
コース:大倉→鍋割山→塔ノ岳→(書策新道経由)→大倉

 今日から年末年始の休みに入った。
 週間予報を見ると、年末はよくて、年始がいまいち。
 それではというわけで、今日、山へ行っておくことにした。
 家の中にいても、ビュービュー風が吹いているのが聞こえ、こんなときの山は特に寒そう。
 暖冬で暖かい日が続いていたが、やっと冬らしくなったとも言える。
 明日も天気はよさそうだし、強風が収まってからでもいいのではないかとも思ったが、年末でやっておかなければならないこともあるし、寒いの覚悟で行くことにした。
 外に出て行ってみると、やっぱり風が強くて寒かったが、そのかわりに空気は澄んで山がくっきりと見えた。これなら、展望も期待できそうである。

 渋沢に着いたとき、晴れてはいたが、富士山だけは雲に隠されていた。
 なんとかこの風で吹き飛ばされないかと期待して登ることにした。

 今回は、大倉から西山林道を走って、鍋割山を目指す。
 年末だし、平日でもあるから、さすがに歩く人もチラホラ。
 後沢乗越から鍋割山へ向かって登っていくと、途中で左手に富士山が見えた。期待通り、雲が取れたのだった。
 山頂に着くと、さっそく写真を撮る。
 風は強かったが、空気が澄んでいるから、富士山がくっきりときれい。いちおう、年内はこれが最後だが、きれいな富士山を眺められて、十分満足である。

富士山
鍋割山からの富士

 今日は伊豆諸島もよく見えて、大島、新島、利島、神津島、そして三宅島も見えた。
 今の時期は、海が輝いて見えるのがいい。

輝く海と伊豆諸島
輝く海の向こうに利島、新島、(ちょっとわかりにくいが)神津島が浮かぶ

 久しぶりに鍋焼きうどんを食べて、しばらく休憩した後、塔ノ岳へ向かう。
 塔ノ岳からも素晴らしい眺め。筑波山まで見えた。
 午後になって、風も和らいできたようだった。

塔ノ岳山頂からの眺め
快晴で眺め良し (塔ノ岳)
江ノ島
江ノ島もくっきりよく見えた。(向こうには三浦半島と房総半島も)

 当初は、もうちょっと長めのコースにしようかとも思ったが、富士山の眺めもよかったし、今回は十分に満足して、書策新道経由で下山することにした。

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