ヤマオダマキ咲く

日付 :2006/07/01
コース:大倉→塔ノ岳→丹沢山→塔ノ岳→鍋割山→大倉

 久しぶりに大倉尾根を登っていった。
 くもってはいたが、さすがに今の時期は暑くて、汗びっしょりである。
 塔ノ岳の山頂直下ではいまだヤマツツジが咲いていたから驚いた。そろそろかと思ったバイケイソウはまだ咲いていなかった。今年はちょっと花が遅れているのだろうか。

ヤマツツジ
ヤマツツジ

 塔ノ岳から丹沢山へ向かう。ポツポツと雨滴も落ちてきたが、たいしたことはなかった。
 ヤマオダマキのつぼみをちらほら見かけ、花はまだか?と思ったら、チラホラ咲き始めており、丹沢山の山頂にもいくつか咲いていた。

ヤマオダマキ
ヤマオダマキ

 丹沢山から塔ノ岳へ引き返す。
 天気予報は雨のちくもりで、雨は朝のうちとかいっていたが、いまいち回復せず、小雨が降っていた。

 尊仏山荘で丹沢の写真集を買った。尊仏山荘に(空が赤く夜景がきれいな)夜明け前の大きな写真が貼ってあるが、その写真を撮られた方が自費出版したものである。
 それにしても、花立さんの「人助けだと思って買ってくれよ」とは、なんちゅう言い方だ (^^;)

 雨はやんだが、相変わらずガスのかかった登山道を鍋割山へ向かう。

霧の鍋割山稜
霧の鍋割山稜

 鍋割山荘でかき氷食べて休憩。
 今年、草野さんが殺したヤマビルは4000匹だそうである。さすがにこれだけ殺すと、登山道に出てこなくなったとか。とはいえ、雑草の茂ったところや枯れ葉の積もったところは要注意である。登山道をはずさず、林道は真ん中の乾いたところを歩くのがよいようである。
 ちなみに、草野さんのヤマビル退治法は、先の細長いペンチでつまんで、チャッカマンタイプのライターで焼くということである。

 下山する頃には、天気は回復し、富士山が少し姿を見せてくれた。檜洞丸や同角ノ頭も見えた。

檜洞丸と同角ノ頭
同角ノ頭(左)と檜洞丸(右)

 帰り道で、変わった形の花をしたクモキリソウを見つけた。
 クモキリソウの仲間にはジガバチソウとかスズムシソウなどがあるが、どれも花が昆虫のように見えるというのがおもしろい。

クモキリソウ
クモキリソウ

 西山林道では、マタタビの花も咲いていた。マタタビの花は葉の下に隠れるように咲いているが、葉が白くなっている木がそうなので、わかりやすい。

マタタビ
マタタビ

 山の上は涼しかったが、下山するとさすがにちょっと暑かった。

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