今回は、先週行こうかどうか迷って結局やめたコースを行くことにした。
昨日は大雨が降ったが、三国山稜なら火山礫で水はけが良いからいいんじゃないかと思った。また、不老山方面のサンショウバラは先週あたりがよかったらしいが、まだ楽しめるかもしれないと思ったのだ。
籠坂峠からスタートして、すぐにサンショウバラを見つけた。幸先良いスタートである。これなら不老山方面でも楽しめるのではないか? 籠坂峠付近ではアヤメも咲いていた。
アザミ平へ向かう前に畑尾山・立山(太刀山)へよっていく。ちょっと開けたところがあったが、ガスがかかっていたから何も見えず。
アザミ平周辺では、ケウツギがいっぱい咲いていた。ニシキウツギかと思ったが、花が白色から紅色に変わるニシキウツギと違って、紅一色だったので、ケウツギのようである。
三国山までほんの数人に会う程度で静かな山だった。
三国山を越えて、そのまま東へ向かっていく。明神峠への下りで、団体さんが登ってくるのとすれ違った。ここで、こんなに人に会うとは思わなかった。
明神峠付近でウスバシロチョウを見つけて写真を撮る。
明神峠からマウンテンバイクをかついで登山道を登っていく人がいた。ひと登りして、なだらかになるとマウンテンバイクに乗って、あっさり走り去った。この辺の山は一部を除いてなだらかだが、自転車に乗っていく人がいたのか〜
湯船山付近ではまだヤマツツジが咲いていた。
湯船山で休憩。昼食を取った。
湯船山の先の白クラノ頭からロープの設置された急な下りがあるが、その後はまたなだらかな道になる。
峰坂峠へ向かう途中、右手が開けて、箱根の山並が見えた。
悪沢峠付近からあちこちでサンショウバラの花が見られるようになった。すでに盛りは過ぎて、花は少なかったが、「樹下の二人」の手前ではけっこう花をつけていた。
「樹下の二人」を越え、世附峠から不老山への登りとなる。この登りが今回一番の登りである。
駿河小山方面への分岐のある不老山南峰まで登れば、きつい登りも終わり。南峰から標高928mの山頂まではなだらかな道で、いっぱい花を付けたサンショウバラもあった。
やがて、不老山の山頂に到着。ここにもサンショウバラがあり、満開だった。すでにかなり花が散っていたが、つぼみもまだ多数あった。
不老山から駿河小山へ下ろうかとも思ったが、今回は山市場へ下ることにした。この方が早いからである。
最寄りのバス停は棚沢キャンプ場前だが、このあたりは歩道がなく、バスを待つには山市場の方がよいので、山市場のバス停へ向かう。しかし、山市場のバス停で時刻表を確認したら、30分以上待たなければならなかったので、そのまま谷峨駅まで走っていった。