昨日、梅雨入りしたとはいうものの、週末はさほど天気は悪くないという。
それでは、というわけで、山へ行く。
低いところに雲がかかっているが、それでも塔ノ岳は雲の上に見えており、ところどころに青空ものぞけていたので、案外よさそうだと思った。
今回は、普段とは逆回りで、最初に鍋割山へ登っていくことにする。
西山林道を走っていき、林道終点でペットボトルを持つと、あっさり歩いて登ることにする。ペットボトルは大きいものを選ぶ。(取っ手がついていて運びやすいのである。)
後沢乗越から鍋割山への登山道では、あちこちでヤマツツジが咲いていたほか、ツクバネウツギなども咲いていた。
朝のうちは案外天気よさそうに見えたが、鍋割山に着いたときは完全にガスの中で、ちょっとがっかり。
前回すでに咲き始めていたが、サラサドウダンがけっこう咲いていた。
鍋割山荘でしばらく休憩した後、塔ノ岳へ向かう。
間もなく、ガスの中から抜け出して、多少眺めも良くなった。
鍋割山稜ではシロバナノヘビイチゴやツルシロカネソウ、クワガタソウなどが咲いていた。
雲が多かったものの、塔ノ岳からは富士山が見えた。ほとんど期待していなかったが、思いがけずに見られたので、うれしかった。丹沢で富士山を見るのもけっこう久しぶりという気がする。
塔ノ岳から書策小屋まで表尾根を下る。トウゴクミツバツツジはほとんど散ってしまったが、それでもまだチラホラ残っていた。
書策小屋からは書策新道を下りていく。書策新道でもあちこちでヤマツツジが咲いていた。
セドノ沢沿いでは、ヒメレンゲが咲いていた。
戸沢からは戸川林道をのんびり走っていった。
戸川林道はウツギが多かったほか、スイカズラなども咲いていた。