12月4日、丹沢では積雪があった。たいした雪ではなかったが、それでもまだ残っているという。今回はどういうコースにするか迷っていたのだが、雪があるというので、それなら丹沢山まで行ってみようということになり、今回のコースが決まった。
手っ取り早く登るため、今回は久しぶりに大倉尾根を登る。大倉尾根を登るのは久しぶりのような気がするが、一方では、最近は大倉尾根を利用することも多くなったという気もする。以前は、大倉尾根はほとんど利用しなかったからだ。
大倉尾根は、ところどころで展望が得られるとはいうものの、本当に展望がよいところといったら花立に尽きる。天気はよいし、花立で写真を…と思ったのだが、富士山だけは雲がかかっていた。登るのが遅かったか。
前回よりは気温は高めだったが、風は強かった。塔ノ岳山頂は風をもろに受けるところだから、じっとしていると寒い。だから、ちょろっと写真を撮ったら、さっさと丹沢山へ向かうことにする。
塔ノ岳北面の登山道にはしっかりと雪がついていた。しかし、特に凍り付いているわけでもないので、問題なく下っていく。一旦下った後の登山道は、日当たりの良いところではすでに雪が解けていた。
竜ヶ馬場まで行って、写真を撮る。展望良好で、大山三峰山の向こうには横浜ランドマークタワーなどもよく見えた。
ひとしきり写真を撮っていると、どこかで聞き覚えのある声がした。振り返ってみたら、「丹沢.info」の元歩荷もどきさんだった。
丹沢山まで行って、ちょっと休憩。そして、ここで引き返す。今回はフリーパスを利用しているので、宮ヶ瀬方面に下るわけにはいかないのだ。
塔ノ岳に戻った頃には、富士山にかかっていた雲も消えていたが、写真を撮るにはちょっと遅かった。
塔ノ岳から鍋割山へ向かう。大倉尾根の登山道には雪はほとんどなかったが、鍋割山稜へ向かう道には雪が残っていた。
鍋割山からの下山路には雪はなし。
西山林道には、まだ紅葉が残っていたが、そろそろ終わりかな。
本格的な積雪があれば、登山靴に軽アイゼン、ロングスパッツを用意するところだが、今回はたいした積雪でもなかったので、いずれも用意せず。これらが必要になるのはもうちょっと先かな。