宮ヶ瀬から大倉へ

日付 :2005/11/26
コース:三叉路→丹沢三峰→丹沢山→塔ノ岳→鍋割山→大倉

 紅葉前線が山を下り、秋もそろそろ終盤戦。ヤマビルの心配もなく、紅葉を楽しみながら静かな登山道を歩けるコースということで、宮ヶ瀬から丹沢山へ登っていくコースは、今の時期がよい――今回のコースは、先週の時点ですでに決まっていた。

 今回も宮ヶ瀬行きのバスは満員だったが、臨時便が出るほどではなかった。混んでいても宮ヶ瀬まで行く人は少ないから、途中で座れるだろうという予想どおりで、煤ヶ谷で座れた。前回もそうだったが、今回も煤ヶ谷で大勢降りた。大山三峰山って、そんなに人気があるのだろうか?
 三叉路では、私を含めて4人が降りた。しかし、私が最後に出発したにもかかわらず、登山道では1人しか見かけなかったということは、あとの2人はどこへ行ったのか?

 宮ヶ瀬湖周辺は木々が色づいてモザイク模様。山の紅葉もそろそろ終盤というわけで、今回はこのあたりの紅葉をチェックするところからスタート。

宮ヶ瀬湖の紅葉
宮ヶ瀬湖の紅葉

 登山道も標高の低いところではまだまだ紅葉が楽しめた。
 途中、春ノ木丸への指導標が設置されているのに気付いた。比較的最近コースが整備されたらしいので、いつかこのコースを下りで使うことがあったら行ってみようかな。
 宮ヶ瀬から丹沢山へのコースは、中盤まではいずれのピークも巻いていくので、急な登りがないから楽である。だから、距離は歩いても標高は上がっていないような気がしてしまう。標高が低いということは、紅葉が楽しめるということで、中盤まではあちこちで紅葉を楽しめた。

紅葉
登山道の紅葉
紅葉
紅葉は予想よりきれいだった

 丹沢三峰への登りにさしかかると、傾斜も急になりペースも落ちる。本間ノ頭まで登ったところで、ちょっと休憩。
 本間ノ頭からはアップダウンの連続。逆コースで、丹沢山からの下りで使う場合は、このアップダウンが案外きついところである。無名ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭と越えていき、最後に丹沢山に到着。今日は暖かかったものの、雲は多めで、空気も澄んでおらず、展望はいまいちだった。

大山
大山(丹沢三峰から)
蛭ヶ岳
蛭ヶ岳(丹沢三峰から)

 丹沢山から塔ノ岳への登山道は、すでにぬかるみ始めていた。もう、そんな季節になってしまったんだね。ここでぬかるんでいるということは、来週あたりは表丹沢の各登山道もぬかるでくるのだろうか。雪が積もってしまえば楽しくなるが、それまではいやな季節になる。
 塔ノ岳から鍋割山への登山道はまだぬかるんではいなかった。(来週はどうなるかわからないが。)
 鍋割山頂に、マユミの木があることを今まで知らなかった。言われて初めて知った。赤い実がなっていたが、写真を撮りやすい位置ではなかった。山頂直下のカマツカ(ウシコロシ)はすぐ目に付くところで赤い実をいっぱいつけていたので、写真を撮っておいた。

ウシコロシの実
カマツカ(ウシコロシ)の実

 後沢乗越へ下っていくと、途中からまだまだ紅葉を楽しめた。そして、紅葉は西山林道でも見頃になっていた。

紅葉
西山林道の紅葉
紅葉
林道の紅葉もなかなかでした

 林道ではムラサキシキブやヤブムラサキの実が見られるということだったので、いちおう注意しながら下っていったのだが、走りながらでは見つけられなかった。(--;)

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