前回は主稜の紅葉が見頃だったが、どうやら鍋割山稜の紅葉も見頃になってきたらしい。天気予報は、日曜日は下り坂だけど、土曜日は晴れというから、中一日だけど土曜日に行くしかない。一昨日、三ツ峠に行ってきたばかりだから、今回は軽めのコースにしておこう。というわけで、今回は書策新道を登ることにする。書策新道はしょっちゅう登っている気がするが、実はけっこう久しぶりで、5ヶ月ぶりだった。
書策新道は、本谷F5上の紅葉がきれいだった。
白竜ノ滝のあたりも色づいていて、なかなかよかった。
書策小屋まで登ると、表尾根北面が随分きれいに色づいていた。
表尾根北側の紅葉も気になったが、今回の目的は鍋割山稜の紅葉だったので、いつものように塔ノ岳へ向かう。
登山者の多い時期だから、少し時間をずらして、登山者が少なくなった時間に歩きたい。だから、塔ノ岳は2時過ぎに出発すればいいと思っていたのだが、塔ノ岳〜丹沢山の往復はちょっと前にやったばかりだし、今回は特に行く気にならない。水場に下りていったりしたけれど、たいして時間調整できずに、1時15分には塔ノ岳を出発。
時間的にまだ多くの登山者が歩いていたが、紅(黄)葉を楽しみながら、のんびりと鍋割山へ向かう。
2時頃になると、鍋割山もボチボチ静かになってくる。それで、しばらく休憩。
塔ノ岳を出発する時点で考えていたことだが、今回は時間が早かったので、久しぶりに滝見物していくことにした。
まずは、ミズヒ大滝。西山林道終点からミズヒ沢左岸の道を進んでいくと、やがて滝の下に着く。最後に一段よじ登って写真を撮る。下の写真ではあまり迫力が感じられないが、その場で見上げると迫力があります。
次は、表丹沢県民の森の片隅にある黒竜ノ滝。西山林道の途中にある表丹沢県民の森の案内看板のところから下っていくと、あずまやがあり、そこからも眺められるけど、滝の真下まで道がついているので、当然近くまでいって写真を撮った。
今回は、「中一日」というのを口実にお手軽なコースになったのは否めない。しかし、実際には、たいして疲れは残っていなかったのではないか?