三ツ峠〜本社ヶ丸

日付 :2005/11/03
コース:三つ峠駅→三ツ峠(木無山・開運山・御巣鷹山)→清八山→本社ヶ丸→鶴ヶ鳥屋山→初狩駅

 三ツ峠といえば、富士山の眺めの良い山である。だから、天気の良い日に登りたい。週間予報では、3日まで晴れとなっていたが、昨日になって雲が多めに変わっていた。
 朝、家を出たときは、くもりがち。いきなり予定変更して天気の良い日に出直したくなったが、せっかく早起きしたのだし、予定どおり行くことにした。中央本線に乗っていくと、途中、小雨が降ってきたようで、窓に雨滴がついたりしたが、大したことはなかったようで、あっさりやんでくれた。
 大月で富士急行線に乗り換える。富士急行線沿線も朝方雨だったようで、ホームが濡れていた。
 三つ峠駅で下りたのはたったの2人。河口湖駅からのバスを利用すれば、短時間で登れるため、三つ峠駅から登る人は少ないようである。しかし、河口湖駅からバスに乗るなら、登山口にたどり着くまで余計に時間がかかるわけだし、時間的にはたいした差はないかもしれない。三つ峠駅から登ったって、たいして長い距離でもない。あんまりお手軽に登ってしまうというのも考えものじゃないかな。

 8時55分、三つ峠駅からスタート。前回、西丹沢〜大倉を縦走したときは、まだバスにも乗っていなかった時間である。駅から達磨石までは普通の道路であるが、山へ登っていく道だから、車は少ない。途中、公衆トイレがあるのでよっていく。
 達磨石からは普通の登山道になる。登山道を登っていくと、チラホラ他の登山者にも会った。
 しばらく登っていくと、石仏がいっぱい並んだ八十八大師を通過。
 その後、山頂付近の大きなコブのような岩峰が見えてくる。

岩峰
山頂付近の岩峰

 そして、谷を回り込むようにして進んでいくと、屏風岩。三ツ峠と言えば、屏風岩で、何組かロッククライミングしている人たちがいた。

屏風岩
屏風岩(クライマーが2人見える)

 朝のうち、くもっていてどうかと思ったが、(多少雲はかかっていたが)なんとか富士山も見えた。
 分岐を直進してひと登りすれば、四季楽園(山小屋)の前に出た。このあたりは、登山者多数。開運山、御巣鷹山、木無山の三山を合わせて三ツ峠ということなので、開運山に登る前に木無山へ寄っていく。このあたり、展望も良いので、写真を撮りながら歩いていく。

富士山
三ツ峠(開運山〜木無山)からの富士

 木無山から引き返すと、開運山へ登る。山頂近くに鉄塔が建っているのは興醒め。
 山頂からの眺めは良くて、富士山や御坂山塊などが眺められた。もうちょっと天気が良くて空気が澄んでいれば、素晴らしい展望なのだろうが、贅沢を言ってもしかたがない。富士山が見えただけでも良しとする。

御坂山塊
黒岳ほか御坂山塊(開運山から)

 開運山から御巣鷹山へと向かうが、こちらに行く人は少ないようである。御巣鷹山も山頂には鉄塔が建っているので、まったく興醒め。
 御巣鷹山から清八山へ向かう。多くの登山者でにぎわう開運山付近とはうって変わって、登山者はチラホラ会う程度の静かな登山道。静かな山を楽しむなら、こちらに向かって正解である。
 御巣鷹山からしばらく下った後は、茶臼山、大幡山と越えていくので、案外アップダウンがあり、それほど楽でもない。
 登り返して、清八山は眺めがよく、三ツ峠山や富士山、御坂山塊などが眺められたが、富士山には雲がかかってしまった。山の眺めも良いが、斜面の紅葉がきれいだった。

三ツ峠山
三ツ峠山(清八山から)

 清八山からちょっと下ると、清八峠で分岐となる。時間がなければ、ここから笹子へ下ればいいのだが、もちろん今回は本社ヶ丸へ向かう。登山地図には清八峠〜本社ヶ丸の登山道に「危険」のマークもついていたが、ちょっと岩場があるといった程度で特に問題なし。
 本社ヶ丸も展望の良い山である。本社ヶ丸には1人登山者がいたが、これ以降下山するまで登山者には一人も会わなかった。
 本社ヶ丸から先は、快適に下っていけるかと思ったが、いくつかピークがあるので、案外アップダウンがあり、楽ではなかった。とはいえ、登山道沿いの紅葉は、本社ヶ丸から鶴ヶ鳥屋山への稜線が一番良かったようである。

紅葉
本社ヶ丸〜鶴ヶ鳥屋山の紅葉
紅葉
鮮やかな紅葉も見られた

 鶴ヶ鳥屋山へ向かっていくと、何やら異様な雰囲気。前方に何かがいるみたいだ。犬かなと思いつつ、前方に気をつけながら進んでいくと、前方(下方)の登山道に1頭の獣の姿が見えた。犬ではなく、サルだった。他にもいっぱいいるようで、ざわついていた。サルの群れもこちらに気付いて右手の斜面を下っていったようだった。
 鶴ヶ鳥屋山では休憩せずに、そのまま通過。どんどん山を下りていく。
 一旦、林道に出るが、すぐまた登山道があって、下っていくと、恩六二九石標で分岐。右の近ヶ坂橋への道を行く。丸田沢を渡ると林道に出て、林道を下っていくと、やがて車道に出る。あとは初狩駅まで駆け下りていった。

 行きも帰りもバスに乗る必要がないというのは良い。車道の部分はちょっとした距離があるけれど、それほど長い距離でもなく、バスを待つ必要がないから余計なロスタイムもなくてよい。

 三ツ峠山を登るだけでは短いが、御坂山塊と組み合わせると長くなる。御坂山塊に行くなら、一気に縦走したいから、三ツ峠山ははずしたほうがいい。そんなことから、本社ヶ丸へ向かうコースを考えたのだが、距離的にも時間的にもちょうどよかったようである。後半は雲がかかってしまったが、とりあえず富士山も眺められ、紅葉も楽しめたので、まずまずの一日だった。


三つ峠駅(8:55)→木無山(10:51)→開運山(11:05-11:16)→御巣鷹山(11:28)→清八山(12:23-12:32)→本社ヶ丸(12:56-13:04)→鶴ヶ鳥屋山(14:24)→初狩駅(15:38)

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