花の道

日付 :2005/06/05
コース:大倉→(書策新道経由)→塔ノ岳→丹沢山→塔ノ岳→鍋割山→大倉

 2週連続日帰り縦走で思う存分ツツジを楽しんだとはいえ、ツツジはまだ見頃である。さすがに3週連続日帰り縦走する気もなく、コースを変える。天気予報は、くもりのち雨だから、手近なところで楽しむことにする。

 塔ノ岳への最短ルートは大倉尾根だが、今日はボッカ駅伝とかでにぎわってそうだから、書策新道から登ることにする。
 戸川林道では、あちこちでウツギやニシキウツギなどの花が咲いていた。

ウツギ
ウツギ

 また、書策新道では、あちこちでヤマツツジが咲いていた。

ヤマツツジ
ヤマツツジ

 書策新道のヤマツツジもなかなかよかったと思ったが、表尾根は、花の道だった。あちこちでトウゴクミツバツツジが満開。シロヤシオも一部残っていたが、表尾根に関して言えば、完全にトウゴクミツバツツジに主役交代していた。

 塔ノ岳から丹沢山へ向かう。案外天気は良くて、日も差していた。天気予報は大はずれかと思った。
 今回一番の目的は塔ノ岳北面のツツジを見ることだった。前回はシロヤシオがきれいだったが、今回はトウゴクミツバツツジも満開になっていた。シロヤシオとトウゴクミツバツツジが咲き誇って、しばらくはあちこちで写真を撮りながらツツジの咲く道をのんびり歩く。

トウゴクミツバツツジとシロヤシオ
トウゴクミツバツツジとシロヤシオ
塔ノ岳北面のツツジ
斜面を彩るツツジ

 丹沢山まで行って、昼食。そして、引き返す。
 帰りもやっぱりツツジを楽しんだ。今シーズンはこれが見納めである。と、まあ、この辺まではよかったのだが・・・
 塔ノ岳に着くと、なんとなく薄暗いではないか。こりゃ天気予報当たるかな? というわけで、さっさと下ろう。
 さっさと下ろうと言っても、大倉尾根を真っ直ぐ下るわけじゃなく、鍋割山稜へと向かう。しかし・・・
 鍋割山稜へ向かうと、ポツポツと雨が降り始めた。たいしたことないと思っていたが、次第に本降りになってしまった。それで、傘指して歩く。
 鍋割山に着いた時点で、ちょっと迷った。山荘で休憩して雨がやむのを待つか? 通り雨なら、少し待てばやむだろうが、この雨がすぐに降り止む保証はまったくない。降り始めたばかりとも言えるから、まだしばらくはやまないのではないか? 下山が遅くなれば暗くなるだけだし、心なしかちょっと小降りになったようだったので、そのまま下山することにした。
 鍋割山から後沢乗越への登山道では、登山道を駆け下りていくウサギや駆けのぼってくるウサギなど、3回ほど会った。普段は見ることがないので、雨だからこそ見られたと言えそうである。
 西山林道まで下りると、雨もほとんどやんでいた。それで、あとは小走りに大倉まで向かったのだった。

キンラン
おまけ:某所で見つけたキンラン
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